日々スマホを使っていて充電の状態は常に気にしていますよね。 残量が何パーセントかとかいつもよりバッテリーの減りが早いな、ゲームのしすぎだったかな、YouTube見すぎだったなとかバッテリー状態は無意識に気にかけながらスマホを使っているものです。 スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは使用とともに劣化して明らかにバッテリー持ちが悪くなっていくものです。いよいよ限界が来ると充電できなくなったりもします。 しかし、多くの場合は充電ケーブルに反応があるが、いっこうに充電がたまらず、起動しないのがバッテリーの不具合の症状です。 バッテリーだけでなく、充電口であるドックコネクターも日々の充電のための抜き差しで摩耗したりほこりが入り込んだりでじわじわと劣化していくのです。 つまり充電口も故障してしまうことがあるのです。充電口が故障すると、充電ケーブルをさしても電気が流れないのでバッテリーが充電されません。 バッテリーが悪くなっている場合は充電の反応はあるがいっこうに溜まらないですが、ドックコネクターが壊れているとそもそも充電の反応がないのでバッテリーは減っていく一方で、電源が完全に落ちた後は画面にも何の反応もなくなってしまいます。 ドックコネクターが壊れてしまった場合でも、交換することで症状を直すことができるのです。 Androidのドックコネクターはドックコネクターパーツやドックコネクターがついた基板を取り換えるという修理になります。 写真はXperiaですがこちらは基板にフラットケーブルとコネクターでついているのでドックコネクターパーツを取り出して、新しいドックコネクターを取り付けてあげればまた充電できるようになります。 個体差がありますが、何度も充電ケーブルを抜き差しすれば摩耗してしまうのは仕方のないことです。じわじわとケーブルの反応が悪くなって、さした状態でグリグリと動かすと劣化をさらに早めてしまいます。 基板からドックコネクターが外れないように上からシールドが被さっているので、グリグリ動かし過ぎると基板まで傷めてしまい、基板が悪くなるとドックコネクターの交換でも直らなくなってしまうかもしれませんので優しく扱うようにしましょう。 ドックコネクターを交換すると充電が溜まるようになりまたスマホが使えるようになります。 バッテリーが完全放電の状態だとバッテリーが極端に痛むのであまり良くありません。 ドックコネクターの故障はバッテリー劣化を急激に早める原因にもなるのでできるだけ早く交換修理をするようにしましょう。