修理速報
Xperia J1 Compact画面交換を写真付きでプレビュー! スマホスピタル博多駅前店
[2020.03.28] スマホスピタル 博多駅前 / ラベル: ガラス+液晶交換修理 , Xperia J1 Compact
今回の修理速報はXperia J1 Compactです。
最初からSIMフリーとして2015年に発売された機種で、docomoから発売されたXperia A2とほぼ同じスペックを持っています。さらに、フロントパネル、バックパネル、バッテリー、スリープボタン、スピーカーは、Xperia Z1 Compact / Z1f / J1 Compact / A2の4機種で互換性があるのも珍しいですね。大抵は互換性があるとしても1~2機種程度です。
端末は左からヒビが入り、液晶も表示しない状態でした。ドックコネクタも以前から反応がなかったとのことです。しかし、この頃のXperiaは側面にドックコネクタとは別に充電端子を備えており、ケーブルを刺さなくても専用スタンドにのせれば充電できるようになっていました。
お客様はご来店前に専用スタンドである程度充電してきたとのことです。充電ができていれば、とりあえず画面さえ交換すれば動作確認が出来ます。
まずはバッテリーを外して通電をカットするためバックパネルを剥がします。今回は画面が映らないので操作して電源を切ることも出来ず、そのまま分解すると感電したり予期せぬ不具合が発生するかもしれないので危険です。画面が映って正常に電源を切れた場合でも、基本的にはバッテリーを外して完全に通電しない状態にすることから始めます。
バックパネルを剥がしました。フレーム縁に結構汚れが溜まっています。それもそのはず、お持込時点でバックパネルは剥がれかけており、黒いプラスチックカバーを止めるネジも緩んでいました。おかげで、普通は本体にしっかり留まっているはずのプラスチックカバーがバックパネルについてきてしまい、割と簡単なはずのバックパネル剥がしで結構苦労することになりました……。
バッテリーも外します。バッテリーに貼り付けられているのはおサイフケータイ用のアンテナです。バッテリーからちょこっとはみ出た部分で基板上の端子と接触し、決済情報などをやり取りするようになっています。その上に取り外してある銀色のパーツはフラッシュのレンズと、おサイフケータイの端子を抑えてしっかり接触させるためのパーツです。
黒いプラスチックカバーを外しました。画面交換であれば本来ここは必要ないのですが、ネジが緩んでいたこと、ホコリ等が入り込んでいたことから、異常がないか念の為外して確認を行いました。……念の為です、ホントだって。勢いでなんとなく外してしまった、なんてあるわけないですよ!
表側に移ってこちらも剥がしました。両面テープでべったり貼り付けられているので、ヒートガンで温めてゆるめながら慎重に剥がしていきます。この機種は画面割れ以外でフロントパネルを剥がす必要がないのでいいですね。機種によってはすべての修理はフロントパネルを剥がすことから始まる場合もあります。力を入れすぎたり温めが足りなくてガラスが割れては元も子もないので、そういった機種の分解にはある程度の慣れが必要です。
作業完了後の写真がこちら。きれいに表示されるようになりました!
フロントパネル、バックパネルともに新しい両面テープで貼りあわせます。そのままではすぐ剥がれてしまうので、本来は重しを乗せてしっかり圧着するのですが、すぐ持ち帰りたいということだったので貼り合わせた時点でお返ししました。その場合はご自宅での圧着をお願いしています。
動作確認でも、予め申告されていたドックコネクタ以外で問題はありませんでした。とりあえず使えるようになってバックアップが取れればそれでいい、とおっしゃっていましたが、せっかくなら音楽再生用などサブ端末として使っていただければ幸いです。
スマホスピタル博多駅前店はAndroid、iPhone、iPad、ゲーム機などの修理を幅広く承っております。
特にAndroidは、他店で対応不可と言われた端末でも修理した実績が多数ありますので、お気軽にご相談ください。
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