本日は、バッテリーが膨張して、バックパネルが持ち上がってきてしまったAQUOS R3の修理についてです。
発売から3年以上経っているので、充電サイクル的にも寿命が近かったと考えられます。
また、高温な車の中に置いてあったこともあり、バッテリーの劣化が早まってしまったのかもしれませんね。
このままでも使用が出来ないわけではありませんが、バックパネルがかなり浮いてしまっている状態ですので、耐水性にかなりの難がありますし、衝撃が加わることでバッテリーパックが破裂、そこから発火なんて可能性もないわけではありません。
バッテリーが膨張したことに気が付ける段階になったのであれば、早めに交換しておきたいところですね。
前置きはこれくらいにして、そろそろ実際の作業工程へと移りましょう。
まずはバックパネルの取り外しです。
今回の端末は既に半分くらい取れかかっているので簡単に取り外すことが出来ましたが、通常は強力な粘着テープにより固定されているので、加熱マットやヒートガンを用いて、粘着力を落とした状態で取り外していきます。
バックパネルが外れたら、基板を覆っているプラスチックカバーの取り外しです。
今回はどのネジも同じ規格のものが用いられておりましたが、機種などによってはネジの長さや太さが場所によって異なる場合もございます。
違う長さのネジで固定すると最悪基板を破損してしまう恐れもありますので、ネジの規格が異なる場合はどのネジがどの場所に取り付けられていたのかを忘れないようにしておきましょう。
後は、バッテリーのコネクタを取り外して、バッテリーの交換です。
AQUOSシリーズのバッテリーは、大体フィルムのようなものに覆われているだけで、他のスマホのように強力な粘着テープで固定がされていないので、簡単に取り外しが可能です。
交換後は電源を入れて、動作確認です。
充電反応もありましたし、充電容量が溜まるのも確認出来ましたのでこれにて修理完了です。
AQUOS系のスマホは、バッテリー自体はまだ比較的用意はしやすいですが、機種によっては入手が困難なものもございます。
交換をご検討の際には、事前に交換可能かをご相談して頂けましたらと思います。
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