充電ケーブルに反応はするけれど、充電が溜まらなくなってしまったHuawei Medhia Pad M3 Lite wpの修理について
2023.02.15 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , Huawei
本日は、充電が溜まらなくなってしまったHuaweiのMedhia Pad M3 Lite wpの修理についてです。
症状としては、充電ケーブルを挿すと充電ランプなどは付くけれどいつまで経っても充電が溜まらない状態…。
原因としては、主にバッテリーか充電口の部品の故障と考えられますね。
後は部品の入手が可能なのかが一番の問題でしたが、バッテリーも充電口部品も両方とも入手自体は可能でしたので、ひとまずは部品を取り寄せて、該当部品を一つずつ交換して動作確認と参りましょう。
まずは、内部基板へのアクセスからです。
タブレット端末は、そのほとんどが画面側から取り外して内部にアクセスしていくタイプの構造となっております。
今回もご多分に漏れず画面の取り外しが必要となります。
画面と本体との間に薄い金属性のヘラを挿しこみ、画面部品を持ち上げ、画面と本体との間に非伝導性のカードなどを挿しこんで接着テープなどを切り離していきます。
この際に奥まで挿しこみ過ぎたり、接着テープと一緒にケーブルなどを切ってしまうなんてミスが怖いところですが、今回の端末は画面縁が広いので比較的作業はしやすい端末でしたね。
画面の接着テープが切り離せたら、バッテリーの接続を解除してから画面部品の取り外しです。
後は順番に部品を交換してみるだけですね。
バッテリーの取り外しは少々手間がかかるので、まずは充電口部品の交換から試してみます。
今回の端末は充電口部品のところが小さなサブ基盤となっており、サブ基盤ごとの交換が可能なので簡単に交換作業が可能でしたのでパパっと交換して、動作確認してみましょう。
…充電が溜まるようになりましたね。
他の機能にも特に問題がなさそうですので、元通り組み立て直して修理完了です。
充電口部品の交換が必要な修理の場合、今回のようにサブ基盤ごと交換が可能なのか充電口部品単体がメイン基板にはんだ付けされているかで、修理難度が異なります。
当店では、一応メイン基板にはんだ付けされているような場合でも修理対応が可能ですが、基板側の状態によっては交換作業の他にも接点部分の修復といった作業などが必要となり、修理期間が長引く可能性もございます。
ここら辺は機種によって様々なところとなりますので、詳しくお聞きしたい方はお気軽にお問い合わせして頂けましたらと思います。
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