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本日は、画面割れにより画面の右側半分以上に縦線が入ってしまったAQUOS wishの修理についてです。

左側は辛うじて見えており、タッチにも不良はなさそうですが、右側は全く見えないので、このまま使用し続けることは出来そうにありませんね。
とはいえ、動作自体は正常にしていそうですので、画面の交換で修理させて頂くこととなりました。

今回の端末は、画面側から内部にアクセスしていくタイプのAndroid端末となります。
iPhone12や13などと同じような画面部品がフレームにピッタリ収まるようなタイプの端末となるため、画面の取り外しが結構難しい端末でしたね。
画面が既に壊れているので、取り外す際の破損はあまり気にしなくても良いのですが、割れていると画面が湾曲しづらくもなるので、取り外し中に更に画面が割れて中々外れなかったりもします…。
画面縁を温めてやると、画面を固定している粘着テープの粘着力が弱まり、多少外しやすくなりますので、加熱マットやヒートガンなどの工具があると分解がしやすくなります。
画面を固定している粘着テープが外れたら、ケーブルを断線させないように少しだけ持ち上げて、画面ケーブルコネクタやバッテリーのコネクタを抑えている金属金具を取り外します。

後は、バッテリーの接続を解除してやり、画面部品を交換、新しい画面部品を装着して、動作確認となります。
…無事画面が映るようになり、タッチなどの一連の動作にも問題は見られませんでしたので、これにて修理完了となります。

AQUOS wishは2023年5月現在では、まだ比較的新しい機種ということもあり、部品の手配にお時間を頂くこともございます。
発売から1年は経過しておりますし、流石にそろそろ部品も流通し出すと思いますけどね。
発売間近だったり、そもそもの部品の流通がないものであっても、中古端末からの移植などにより対応出来ない訳ではありませんので、他店で修理が出来ないと断られてしまった端末であっても、お気軽にご相談して頂けましたらと思います。