画面が割れてタッチが効かなくなってしまったASUS Zenpad10の修理について。同じ機種名でも型番により部品が違う場合もございます。
2023.08.28 修理速報 ガラス+液晶交換修理 , Zenpad 10(Z300)
本日は、画面割れによりタッチが効かなくなってしまったASUS Zenpad10の修理についてです。
店頭で確認してみると、一辺の端のほんの一部だけタッチは効くもののほぼ全面のタッチが効かないため、ロクに操作が出来ないような状態でした。
画面部品の交換による修理になりそうですね。
後は、部品の手配が可能なのかという問題。
型番が本体裏に記載してあるのですが、経年劣化とあいまって文字が薄れて読みづらい…。
何とか解読して、それらしき文字列にて検索をかけてみると、ASUSのZenpad10の模様。
外観も修理依頼品とバッチリ一致するので、こちらの機種で問題なさそうです。
部品の方は、何やら同じ機種でも型番によって違う部品となる模様。
他の型番の部品は在庫切れとなっておりましたが、今回の型番の部品は在庫のある商品でしたが、国外からの部品の取り寄せになるため、その取り寄せに1週間ほどお待ち頂くことになりました。
約1週間後…
部品が届きましたので、いざ修理開始です!
まずは、バッテリーの接続を解除するところからです。
今回の端末は、バックパネル側から基板へとアクセスしていくタイプのAndroidタブレットのようです。
バックパネルは、粘着テープの固定とツメを引っかけて固定する二重固定。
ちょっと外しづらいですが、粘着テープの切り離しの際に誤って断線させてしまいかねないようなケーブルなどもないので、比較的分解しやすいタイプの端末になりますね。
バックパネルを外して、バッテリーの接続を解除してやったら、基板に繋がっている液晶部品の確認です。
外枠が邪魔していて、液晶ケーブルの抜き差しが出来ない状態です。
…外枠の取り外しが必要そうです。
というか、最初から外枠を外しにかかっておけば良かったかもですね。
ともあれ、外枠を外して、液晶のケーブルを抜いてやったら、後は本題の画面部品を交換してやるだけです。
画面の縁が広いこともあり、画面を固定している粘着テープも幅広で非常に強力!
ヒートガンや加熱マットで十分に熱してやってから取り外しをしてもかなり強力に固定されておりました。
取り付け時には安心なんですけどね…。
画面部品を何とか取り外したら、粘着テープにくっついている細かな画面部品の破片を取り除いて、新しい画面部品へと交換です。
この際、一度取り付けてしまうと取り外す際に画面を割ってしまいかねないので、必ず仮組み状態で部品が正常かどうかを確認してから取り付けましょう。
…画面の表示に問題ありませんし、タッチが効かないところもございませんので、後は元通りに組み立て直せば修理完了ですね。
当店では、Androidタブレット機種についても修理を承っております。
ただし、機種によっては部品の手配が難しく、中古端末からの移植が必要だったり、国外からの部品の取り寄せが必要となり取り寄せにお時間が必要だったりということもございます。
ここら辺は機種によりけりですので、気になる方はお持ちのタブレットの型番をお調べのうえで、お問い合わせ頂けましたらと思います。
なお、型番等が分からないという場合は、こちらでお調べ致しますので、店頭までお持ち頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
- 住所
- 〒923-0801 石川県小松市園町ハ23-1 アル・プラザ小松2F
- 営業時間
- 10時~20時 (第2・第4水曜定休日)
- komatsu@smahospital.jp
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。