画面割れにより、しばらく使用していなかったHuawei Nova lite3+の修理について。しばらく使用していない場合、バッテリーの過放電に注意!
2024.04.26 修理速報 ガラス+液晶交換修理 , Huawei
本日は、画面割れによりしばらく使用していなかったHuawei nova lite3+の修理についてです。
しばらく使用していなかったこともあり、バッテリーが過放電状態…
店頭で充電してみても反応が見られませんでした。
こういった場合、充電ケーブルに繋いだまま数時間も置いておけば、充電できるようになったりもするのですが、バッテリーの劣化の原因にもなるので、出来れば過放電状態にはならないように注意しておきたいところ。
しばらく使用しない場合でも、数か月に1回くらいは充電してあげられるとGood!
まぁ、使用しないものを定期的に充電なんて中々出来ないですけどね。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは外装カバーの取り外しからです。
Huaweiの端末は、外装カバーが本体横部分まで覆うような形になっているものが多いです。
このタイプの端末は比較的分解が簡単。
分解時にsimトレーの外し忘れや指紋認証部品のケーブル断線に注意しておきたいところですね。
外装カバーが外れたら、ケーブルコネクタを覆っている金具を取り外して、バッテリーの接続解除。
後は画面部品のケーブルを外しておいてから、画面部品の取り外しといった流れとなります。
今回の端末は画面のケーブルがバッテリーの下を通っているので、バッテリーも取り外します。
画面部品は強力な粘着テープで固定されているので、画面縁をヒートガンで熱したり、加熱マットで温めたりして作業します。
当店では、基本的には加熱マットでの作業。
ヒートガンだと300°~600°くらいの熱風を当てての作業となるので、下手すると縁のプラスチック部分が変形したりします。
加熱マットだと温度調整が効くので、変形の心配がなくなります。
画面が外れたら、縁に残ったガラス片や粘着テープ跡を綺麗に取り除いて、新しい画面を付け直します。
画面の固定の際は、画面縁の接地面積によって、粘着テープを使用するか接着剤を使用するかを変えています。
画面縁の面積が狭い場合、粘着テープだと接着力が弱くなってしまい後々浮き上がりやすくなってしまう恐れあり。
とはいえ、画面の構造によっては、接着剤が画面の表示に悪影響を与えることもあるので、臨機応変な対応が必要ですけどね。
画面の接着が済んだら、後は元通りに組み立て直して動作確認です。
…問題なく起動しますし、タッチなどの動作にも問題が見られませんでしたので、これにて修理完了です。
今回は、昔に使用していた端末だったということで、画面を開くパスコードが分からない状態での修理ご依頼でした。
そういった場合でも修理対応自体は可能ですが、動作確認が出来ない箇所がありますので、後々別箇所の修理も必要というような場合もあります。
修理金額が想定より高額になってしまったり、再度ご来店頂くことになったりとお手間をかけてしまうようなこともございますので、修理ご依頼時には出来るだけパスコードを把握しておいて頂けましたら幸いです。
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