充電が出来なくなったdtab compact d-42Aの修理について
2025.04.01 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , Android
本日は、充電が出来なくなってしまったdtab compact(d-42A)の修理についてです。
充電が出来なくなってしまった場合、まず最初に疑いたいのは充電器や充電ケーブルの故障。
同じ充電器で他のスマホなどを充電できるかどうかを確認したり、他の充電器でも充電できないかどうかを確認しましょう。
次に疑うべきは、充電口部分にゴミが詰まっていないか。
充電器が奥まで挿さっていなかったり、挿した時に傾くような感じがある場合、ホコリなどのゴミが詰まっている可能性が考えられます。
これらが特に問題ないようだったら、充電口部品の故障やバッテリーの劣化、基板上の充電回路の不具合などが考えられるので、修理をご検討頂くことになります。
今回はというと、充電がどんどんしづらくなっていき、最終的には全く反応しなくなったとのこと。
充電器の問題やゴミの詰まりという感じでもなさそうですので、分解して確認していくことになります。
では、実際の作業工程へと移りましょう。
今回のタブレットは、画面側から内部にアクセスしていくタイプ。
タブレット端末はほとんどこのパターンが多いです。
バックパネルが外せるタイプや外装カバーをはめ込んでいくようなタイプと比べて、分解時に画面を破損させてしまうリスクが高いのが特徴です。
今回の端末は画面縁の黒い部分が大きいので、まだ作業しやすい端末ですけどね。
画面を固定している粘着テープ等を外せたら、バッテリーの接続を解除してから、画面部品を取り外してしまします。
次は外枠の取り外し。
枠を固定しているネジを取り外したら、画面を支えている黒い枠のようなものを取り外せば、ようやく充電口部品へとアクセスできるようになります。
確認してみると、、、
充電口部品を固定しているハンダが割れてしまっている状態。
加えて充電口端子部分が剥がれてしまっている箇所もございました。
とりあえずハンダ割れ部分を再ハンダ。
これで問題ないかを一度確認してみましたが、片面でしか充電できません…。
まぁ、このままでも使用出来ないこともないのですが、不安があるので修理を希望とのこと。
今回の端末は部品単体での流通がなかったので、中古端末からの部品取りにてご対応させて頂きました。
交換後は、両面で充電が出来るようになりましたので、これにて修理完了となります。
タブレット端末に関しては、iPad以外だと部品の流通が少ないです。
とはいえ、中古端末からの部品取りなどで対応出来ない訳でもございませんので、気になる方は一度ご相談頂けましたらと思います。
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