電話すると画面が真っ暗になる!そんな時は『近接センサー』の誤作動かもしれません
2020.06.14 お役立ち情報
近接センサーって?
『近接センサー』って知ってますか?
スマホのどの機種にも内蔵されているセンサーで、役立つのは電話の時です。
電話するときは、スマホの上側にあるスピーカー部分を耳に当てるので
画面が頬(ほほ)に触れることがあると思います。
この時に画面が表示している状態ですと、意図しないタッチ反応が発生して
しまう可能性があるのは想像できるのではないでしょうか。
この誤動作を防ぐためにあるのが近接センサーというわけです。
だいたいどの機種でも耳に当てるスピーカーの付近に配置されているので
電話の際にセンサーが反応してONになると画面の表示がOFFになり真っ暗な状態になります。
通話中に何か操作しようと耳から離すと近接センサーがOFFになり画面表示がONとなります。
お気付きの通り、近接センサーと画面表示は反対の動作をするものとなります。
故障ではなく誤作動?
近接センサーの存在を知らないと、画面の保護フィルムを貼った時に
センサーが誤反応してしまう事があります。
フィルムがその機種の専用品であればそんなことは起こりにくいですが
汎用品の場合でセンサーを覆ってしまうと誤反応してしまう事があります。
上の写真のように近接センサー部分は一見、なにこれ?という部分なので
あまり気にしたことは無いかもしれません。
画面のガラスが割れてこのセンサー部分も割れていると同じく
誤反応してしまっていることがありますがこの場合は画面を修理することで
改善の見込みが十分あります。
画面関連でいうと、何らかの修理で分解歴がある端末では
ほんのわずかな変化でセンサーが誤作動してしまう事もあります。
分解修理後に電話した時の誤作動についてはかなりシビアなものですが
原因の多くが画面のわずかな浮き上がりにあります。
特に非正規店での修理は接着に使用する粘着がどうしても弱く
なってしまうので、可能性はあります。
近接センサーが誤作動しているかな?という時はセンサーの横辺りを
軽く圧迫してみてください。それで復帰するようであればセンサーの
故障ではなく誤作動が考えられます。
通話時以外の使い道はあまりありません
大きな破損などで誤反応ではなく壊れている場合、内部構造によって
修理できない事があります。できる場合とできない場合の基準は
本体基板に近接センサーが内蔵されているか、別部品となっているかです。
壊れているときはほとんどがOFFの状態で壊れるので
通話時に画面が消えない状態となるので誤作動だけ注意すれば済みます。
ただやはり必要という場合はご相談ください。
スマホスピタル 名古屋駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目27−1 モード学園スパイラルタワーズB1
- 営業時間
- 10時〜21時(無休)
- nagoya@smahospital.jp
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