今の季節かなり増える修理があります。
それは「水没復旧作業」です。
スマホが水没してしまったら様々な症状が起きてしまいます。
今回はスマホが水没してしまった際に起きる症状や対処方法やどこで修理すればいいのかなどご紹介しましょう。
目次
スマホが水没してしまうとどんな症状が起きる?
冒頭でもご紹介しましたが、スマホが水没してしまうと、様々な症状が起きてしまいます。
水没した程度や時間水質によって緊急性は異なるものの、まずは水没するとどのような症状が起きるのか知っておきましょう。
ここでは水没した際に多い症状についてご紹介します。
画面に染みが出る
水没してしまった端末に多く出る症状として、画面に染みが出る症状があります。
この症状は液晶にまで水分が侵入してししまった際に良く起こる症状で、この症状がでてしまっているということは内部まで水分が入ってしまっているということなのでできるだけ早く端末の乾燥が必要になります。
写真はiPhoneのものになりますが液晶内部に部位分が侵入してしまいしばらく放置してしまうとこういった症状になることもあります。
上の写真は油での水没で少々大袈裟な写真ですが、水でも同じような症状が起きることがあるので注意が必要です。
タッチ操作が正常にできない
スマホが水没してしまうと、画面に異常が起きることがあります。
先ほどご紹介した、染みはまだ軽度の症状ですが、重症化してしまうと、タッチ操作に異常が起きることがあります。
自分がタッチしたところと違うところが反応してしまう…
勝手にタッチ操作されてしまう…
など正しく操作ができないような症状になってしまうことがあります。
これは、スマホの画面のタッチセンサーが破損してしまっている可能性が高いです。
水没した影響で破損してしまっているのです。
スマホが異常に熱くなる
スマホが水没して、普通に使えていても、異常に発熱していることもあります。
基板という、人間の脳のパーツが水没の影響で破損してしまったり、各パーツに異常が起きてしまうと、基板が発熱して触れないくらいスマホが発熱することがあります。
水没してから特に問題なく使える、という方でも実は以前に比べると発熱するようになっていることも少なくありません。
電波やWi-Fiが繋がらない
水没してから、電波やWi-Fiが正常に繋がらないことも多いです。
また、中にはBluetoothにも影響が出ることもあります。
電源が入らない
正直なところ、水没してしまった際に一番多い症状はこちらになります。
電源が入らない症状です。
皆さんの中にも経験されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本的に、スマホが水没してしまうと、内部の様々なパーツが破損する可能性があります。
基板やバッテリーなど、スマホを起動させるに必要なパーツが故障することが原因になります。
スマホが水没してしまうと、様々な不具合が発生します。
もちろん、今回ご紹介したものとは別の症状もあると思います。
一度水没してしまうと、元の状態に戻すことは難しいです。
ですが、症状を今より悪化させないようにすることはできます。
次にスマホが水没してしまった際の応急処置についてご紹介します。
スマホが水没してしまった際の応急処置とは?
スマホを水没させてしまったら、今以上に症状が悪化させないようにする必要があります。
そうすることで、たとえ電源が入らなくなってしまっても、水没復旧修理で再び電源がつくようになることがあります。
ここではスマホが水没してしまった際の対処方法についてご紹介します。
スマホの電源を切る
スマホが水没してしまった際は、まずは電源を切りましょう。
電源が入っていると基板がショートしてしまう可能性があるためです。
基板がショートしてしまうと、基板の通電が正常にできなくなり、各パーツに異常を起こしてしまうことがあります。
画面やバッテリーなどのパーツは交換ができるパーツですが、基板は交換を行ってしまうと、データが保存されているのも基板なので、本体交換と変わらなくなってしまいます。
なので、スマホが水没してしまった際は、基板をショートさせないために電源を切りましょう。
たまに、起動しなくなったからといって、充電をして起動確認をする方もいらっしゃいますが、もってのほかです!
電源を切り充電もしないようにしましょう。
ただし、水没が軽度の場合や、データがどうしても欲しい場合などは先にバックアップを作成するのもいいでしょう。
スマホに付着した水分を拭き取る
端末から水分を拭き取りましょう。
スマホには耐水性能や防水性能があるスマホもありますが、どれも完全に水没を防ぐわけではありません。
少しの隙間があればそこから、本体内部に水分が侵入する可能性もあります。
ケースや保護フィルムをされている方は外した上で拭き取ることをおすすめします。
充電口やイヤホンジャックなど凹みがある部分やボタン周りは重点的に拭き取りましょう。
また、SIMカードやSIMトレー、SDカードトレーなども取り出して拭き取りましょう。
スマホを乾燥させる
スマホの水分を拭き取ったら、乾燥させましょう。
ジップロックなどの密閉できる容器に乾燥剤と一緒にスマホを入れましょう。
修理専門店にすぐに持っていける場合はそのまま修理専門店に、すぐに持って行けない、自分で何とかしたい場合は3日ほどそのままにして乾燥させましょう。
そのまま乾燥させても起動するようになることもありますが、乾燥途中で内部のパーツが錆びてしまう恐れがあるので、やはり修理専門店に持って行くことをおすすめします。
修理専門店に持って行く
その後は速やかに修理専門店に持って行くことをおすすめします。
修理専門店であれば、内部に保存されているデータをそのままに水没復旧修理をしてくれることがあります。
水没して電源が入らない、バックアップを作成していない…
などの方でももしかするとデータが返ってくるかもしれません。
ですが、中にはすぐに機種変更する、データは必要ない、などの方もいらっしゃると思います。
その方は機種変更や携帯ショップでの修理をおすすめします。
水没したスマホの間違った応急処置とは?
今やネットに様々な情報が網羅しています。
その中には正しい情報もあれば、間違った情報も含まれています。
ここではよく聞くけど間違っている水没したスマホの応急処置についてご紹介します。
水没したスマホを振る
スマホに入った水分を外に出そうとスマホを振る方もいらっしゃいます。
確かに、焦ってしまったりで、振ることもあると思います。
ですが、実はそれ水分を悪化させてしまう行為なのです。
スマホ内部の水分を攪拌してしまっている行為になります。
色々なパーツに水分がいきわたってしまって、水没した症状が重症化しやすくなります。
スマホ内部の水分を外に出そうとしてスマホを振ることはやめましょう。
ドライヤーで乾燥させる
ドライヤーの熱風でスマホを乾かせば、すぐに乾くから大丈夫、と思っている方。
それも危険なんです。
スマホには適切な温度で使用しなければ、不具合が起きるてしまいます。
多くの機種であれば0度~50度くらいの温度の環境で使用することを推奨されています。
また、各パーツも熱に弱いものもあります。
ドライヤーで水没したスマホを乾かす行為は、かえってスマホを故障させてしまう可能性があります。
ドライヤーで乾かす場合は冷風や送風などの熱風を当てないように気をつけてください。
スマホを水で洗う
過去にお客様でいらっしゃったのですが、水没したスマホを水で洗われたお客様がいらっしゃいました。
聞くところによると、ネットに書いていたとのことでした。
水没したスマホを水で洗っても症状が良くなることはありません。
決してしないようにしてください。
電源が入らないスマホはどこで修理する?
対処方法のところでも少し触れましたが、スマホが水没してから電源が入らなくなってしまった際は、状況などによってどこに持って行くか変わると思います。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
携帯ショップで修理
水没したスマホは携帯ショップで修理を受け付けてくれます。
どんな方が携帯ショップでの修理がお勧めなのかは以下の方になります。
・保証に加入されている
・すぐに機種変更する
・データのバックアップが作成されている
・データは必要ない
上記の方は携帯ショップで修理をしてもいいかと思います。
まず、保証に加入されている方は、携帯ショップで修理を行うと、比較的料金が格安になることがあります。
また、水没したスマホは水没する前の状態に戻すことはできないので、修理後復活しても動作がおかしくなる場合や、突然電源が入らなくなることもあります。
長く使えないこともあるので、それであれば携帯ショップで本体交換や機種変更を行い長く使えるようにした方がいいかもしれません。
ですが、本体交換や機種変更の場合はデータがなくなってしまうことがほとんどです。
・データのバックアップを作成していない…
・データがどうしても必要…
という方が携帯ショップで修理を行うと、データがなくなることが多いです。
そのような方は修理専門店に持って行く方が良いでしょう。
修理専門店で修理
修理専門店とは、街のスマホ修理屋さんです。
もその街の修理屋さんになります。
街の修理屋さんでの修理がお勧めなのは以下のような方です。
・データがどうしても必要
・すぐに手元にほしい
修理専門店で修理をすると、改善した際は基本的にはデータはそのままで戻ってきます。
なので、バックアップを作成していなくても安心です。
しかも、機種にもよりますが当日修理してくれるところが多いのも嬉しいですね。
それぞれ、メリット・デメリットがあるので、状況に応じてどこで修理をするのか判断しましょう。
まとめ
スマホが水没してしまったら焦ってしまうと思います。
ですが、今回の記事で対処方法を試してみてください。
また、電源が入らなくなってしまった場合でも、状況に応じて対処してください。
その際はアンドロイドホスピタルまでご相談ください。
当店でしたら、各種スマホの水没復旧修理も行っております。
パーツがあれば当日に修理ができることが多いですし、基本的にはデータはそのままに修理を行います。
電源が入らなくなって、データが欲しい方はまずはアンドロイドホスピタルまでお問い合わせください。
ご相談のみでしたら無料で行ないますので、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店お待ちしております。
スマホスピタル 京都駅前店 店舗情報
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