・Androidスマホの画面浮きAndroidのスマホの種類は多種多様で、世界各国のメーカーが開発・販売をしているものになります。日本国内で有名どころのスマホで言えば・Xperia・Galaxy・Huawei・Zenfoneなどがあります。 基本的にはスマホの内部にはリチウムイオンバッテリーが搭載されていてそこに充電をして使用するものになり、電池が無くなれば充電をして日々繰り返し使うことが可能な便利なものになります。 どのスマホも内部構造は結構似ていたりします。タッチ操作をする画面があってその下にバッテリーが搭載されているのが基本で、分解の方法は後ろからなのか前からなのかなどの細かい違いなどはありますが大体はこのような形になります。 この基本構造上、バッテリーが膨らんできたりすることもあり画面が突然浮いてきたりすることもあります。浮いてくる原因としては“画面の下にあるバッテリーが膨らんできて下から押し上げてくる”ことが原因になります。こちらの症状が出てきた場合、様々なスマホの故障原因になることもありますので今回はそちらをご紹介します。 ・“バッテリー膨張”が原因で何が起きるかさてこのバッテリーが膨張してしまうと何が起きるかというと…①膨張による画面浮き→画面破損(液晶破損)につながる②浮いてしまったところの隙間から内部に水やホコリ、塵などが入ってしまって内側がやられる③発煙・発火の恐れ④本体内部が異常に熱を持ちだす⑤起動しなくなるなどこの辺りが多く起きます。 上でも紹介した通り、画面の下にバッテリーが搭載されているスマホがほとんどでそのバッテリーにガスが溜まってしまうことにより膨張して上に押し上げてしまいます。その押し上げる力が加わり続けることにより画面が割れてしまったり、割れていなくても画面に圧迫痕などが残ってしまう事になります。画面が破損してしまうとタッチ操作などができなくなったりもするので非常に困ったことになってしまいます。 他にも押し上げられた画面とフレーム(ベゼル)の間には隙間ができてしまいます。その隙間から内部に水やホコリなどが入ってしまう事により精密機械である内部基板側が壊れてしまうこともあります。最近のスマホの大抵は防塵・耐水などのスマホが多く、隙間があるとその機能もムダになってしまいます。特に水が入りやすくなってしまうと水没反応が出てしまい、最悪の場合ショートしてしまったりすることもございます…。 あとは膨張したバッテリーが限界を超えてしまうと煙がでたり最悪火が出ることもあるそうで非常に危険なものになります。 バッテリーの膨張が起きやすい時期というのもありまして、それが気温があがる夏場に多い印象を受けます。毎年夏場になるとバッテリー膨張してしまっているスマホの修理のご依頼が多くなってきまして、今までにもバッテリー膨張してしまっている色んなAndroidスマホを拝見させていただいています。膨張したまま放置するのは危険ですので早めに対処が必要な案件になります…。 ・膨張してしまった場合は早めにバッテリー交換を!これから気温もどんどん上がっていくことにより今は膨張していない端末でも突然膨らんできてしまう事もあります。 バッテリー膨張が起きると一番わかりやすいのはやはり画面が浮いてきたりすることですので、画面とフレーム(べゼル)の間に隙間が出てきたり画面の光などが漏れてきたりしたら膨張している可能性がありますので早めにご相談ください。 対処法としては“バッテリー交換修理”になります。膨らんでしまっている古いバッテリーを新しいバッテリーに交換することで被害を最小限に抑える修理になり、できれば画面破損などが起きてしまう前に早めに交換修理をしたほうが良いかと思います!