スマートフォンのバッテリーには、リチウムイオン電池が使用されておりリチウムイオン電池は経年劣化によってバッテリー性能が悪くなってしまいます。バッテリー性能が悪くなってしまうと充電の減りが早くなったり、急に電源が落ちたりしてしまいます。アンドロイドの充電の減りが早い原因アンドロイドの充電の減る早さは、電池の経年劣化やアプリの使用状況、スマートフォンの設定などによって左右されます。ここでは、アンドロイドの充電の減りが早まる原因について解説していきます。電池が経年劣化している充電の減りが早くなる原因のうち最も多いのが、電池の経年劣化です。スマートフォンには、リチウムイオン電池という急速な充放電が可能な電池が利用されていますが、充電を繰り返していくと消耗していきます。電池の寿命はスマートフォンによって様々ですが、一般的に2~3年が目安だといわれています。最大容量も、充電回数にして300回充電すると70~80%、500回で50~70%程度まで減少していきます。一般的に電池の寿命の目安は定格容量の80%といわれています。この数値を下回ってきたら、スマートフォンの買い替えやバッテリー交換を検討してみましょう。アプリが充電の減りを早くしている可能性があるインストールされているアプリが充電の減りに影響している可能性があります。画面をオフにしていても、バックグラウンドでアプリが起動していると電池が減る原因となります。GPS搭載のアプリなどは、常に位置情報を取得しているため、電池を消耗してしまいます。そういったアプリを使用している方は、使用後にアプリを終了させるか、スマートフォンの設定で位置情報の取得をオフにすることをおすすめします。端末の設定スマートフォン端末の設定によっては、下記のように電池の消耗を加速してしまう設定があります。・画面が明るすぎる・音量設定が大きい・バックライトの点灯時間が長い・省電力モードがオフになっているまた、Wi-Fi やBluetoothを使用しないときもONになっていると、接続先のWi-FiやBluetoothを探すために電力を消耗してしまい、電池の減りが早くなります。スマートフォンを使っていないときはなるべく負荷をかけないように、定期的に設定を見直すことをおすすめします。過充電をおこなっている充電が満タンになっても電力を供給し続けることを過充電といいます。この過充電を続けるとバッテリーの劣化を助長してしまい、その結果、充電の減りを早めるリスクがあります。スマートフォンに使用されているリチウムイオン電池は、使用していなくても徐々に充電が減少していきます。過充電をしていると、「減る・充電する」を繰り返すことになり、バッテリーの劣化につながるのです。また、長時間充電することによりバッテリーが熱くなることがあります。熱もバッテリー劣化の原因となるため、長時間充電をしたまま放置しないように注意しましょう。 電池の劣化をチェックする方法一部のアンドロイド端末では、電池の劣化具合を自分で確認できます。新品時のバッテリー容量の基準値を表す最大容量と、現在の容量を比較することにより、使用しているバッテリーがどれくらい劣化しているのかを把握できます。電池の寿命は最大容量の80%が目安です。この数値を下回っているかどうかをひとつの基準に、電池の劣化具合を確認してください。お使いのアンドロイドが電池の劣化具合を確認できる端末かどうかは、端末の設定メニューに電池やバッテリーを確認するメニューがあるかどうかで判断できます。現在のバッテリー充電状態だけが確認できて、バッテリーの健康状態までは確認できない機種もあるので、詳細は端末の取り扱い説明書をご確認ください。下記で、劣化具合の確認方法を解説します。STEP1.端末の設定を開くアンドロイドの「端末の設定」を開きます。STEP2.「電池」をタップ設定の「電池」をタップしてください。STEP3.電池の性能をタップ「電池」の項目の中にある「電池の性能」をタップしてください。電池の充電能力が表示されるので、この画面で電池性能が最大容量に比べて何%のパフォーマンスになっているかを確認できます。アンドロイドの充電の減りが早い場合の対処法ここでは、アンドロイドの充電の減りが早い場合の対応法について解説します。バッテリーの劣化は、使用していると避けられない現象です。ただし、使用方法によって劣化する速度は異なります。下記で、バッテリーの劣化を最小限に抑える方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。過充電をしない充電が100%になっても充電し続けることを避けましょう。バッテリーに負荷がかかりにくい理想の充電方法は、充電を80%前後で抑えることです。最近はバッテリー劣化を抑えるために、自動で充電を止める機能を持つスマートフォンも登場しています。気になる方はバッテリーを長持ちさせる機能のあるスマートフォンを選ぶのもおすすめです。画面の明るさや音量を抑えて利用する画面の明るさや音量を抑えることにより、電池の消費量を抑えられます。ただ、スマートフォンを使用する度にそれらを調整するのは面倒なので、画面の明るさや音量を自動調節する機能を有効にしてみてください。また、スマートフォンを一定時間操作していないときに、自動で消灯してくれる画面点灯時間や、バックライトの点灯時間の設定を短くすることで、電池の消費を抑えられますので、使用方法に合わせた設定にカスタマイズしましょう。Wi-Fi接続や位置情報の利用をしないWi-Fiは作動しているだけで電力を消費してしまうので、Wi-Fiを利用していないときはオフにすることがおすすめです。また、位置情報もオフにしておくと、充電の減りを緩やかにできる可能性があるので、使用するとき以外は切っておきましょう。利用しないアプリの整理を行うアプリは利用しない状態でも、ダウンロードしていればバックグラウンドで動いて電池を消費してしまいます。普段利用していないアプリがある方は、積極的に削除するようにしましょう。また、アプリのバックグラウンドの設定を見直すことで、電池持ちの改善が図れる可能性があります。各アプリの位置情報の取得許可や通知の許可を確認して、必要のない場合は許可を与えない設定に変更しておくのがおすすめです。対処法で改善されないならプロへ修理を依頼ここまで解説した対処法を試しても改善されない場合は、バッテリー交換を検討しましょう。新しいバッテリーに交換することで、充電の減りに関するトラブルを解決できるはずです。バッテリー交換を検討されている方は、即日修理ができるをご利用ください。はiPhone・Androidスマートフォンの修理実績150万台以上、総務省認定の「登録修理業者」で知識と経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。バッテリー交換が必要な状態なのか、ご不明なスマートフォンでも状態の確認から対応いたしますので、お気軽にご相談ください。まとめバッテリーの劣化はAndroidの不具合だけでなく、最悪の場合、故障してしまう可能性もあります。Androidを使用していて、充電の減りが早い、なかなか充電できないなど不便に感じる場合は、今回の記事で紹介した対策をお試しください。それでも改善されない場合は、交換するのもひとつの手です。スマホスピタル名古屋駅前店では、XperiaやGalaxy・Nexusなどのバッテリー交換や画面交換修理・パーツ交換修理なども行っています。ご利用の際は、在庫確認も兼ねて一度お電話などでご相談ください。