横浜関内店ではXperiaの修理も対応可能です! 最近では珍しくなった「Xperia XZ」の修理を承りました。状態としてはいきなり起動しなくなってしまったとの事・・・。購入時から一度もバッテリーを交換していないとの事でした。 XZは2016年発売の端末なので、少なくとも5年以上はバッテリー交換していない事になります。本来バッテリーの交換時期は約 2 年と言われているので限界がきていたのかと思われます。 Xperiaシリーズの困った特徴なのですが、バッテリーの劣化が進むといきなり電源がつかなくなります・・・。これはZシリーズからXZ (XZs)でよくみられる症状です。基本的にはバッテリー交換で改善されますが、基板が故障しているケースも少なくありません。その為、バッテリーを2年以上お使いの方は早急な交換をオススメしております。 さて、今回はバッテリー劣化によって起動しなくなったXZの修理過程をご紹介します。修理の参考になると思いますが、画面から開く形となるのでリスクも伴います。不安であれば当店へご来店下さいませ。 まずは画面から開いていくのですが、例によって粘着テープで固定されています。その為、ヒートパッドなどで温めて柔らかくしておきます。 温めたらすぐ画面とフレームの隙間にトランプなどを差し込んで粘着テープを剥離させます。ここで深くトランプを入れてしまうと高確率で液晶にシミが出来ます。XZの一番山場といっても過言ではないでしょう。 画面が開けたらまずはバッテリーのコネクタを取り外します。ここで先に画面のコネクタを外すとバックライトが点灯しなくなる場合がございます。必ずバッテリー→画面の順にコネクタを外しましょう。下記画像は画面のコネクタ部分です。 これで本体と画面が分離できます。 基板とバッテリーのカバーとなる銀板も外してしまいましょう。ネジ止めなので非常にイージーです。 さらに銀板とバッテリーを外します。粘着テープで固定されているので引っ張るようにして剥がしていきます。 ここまでくればバッテリーを取り替えて、逆の手順で元に戻していくだけです。元に戻す前に残った粘着テープを剥がして綺麗にしていきます。 綺麗にした後は新しい粘着テープを貼って戻していきます。 動作の確認をしたら修理完了です。特に問題なく起動しました。今回の修理時間は約20分程でした。 XperiaXZはXperiaシリーズの中でもバッテリー交換が比較的難易度が高い機種となります。もし不安に思われたらお気軽にご相談下さいね。 また、バッテリー交換で改善されない場合は基板側に原因がある可能性がございます。その場合は引き続き基板修理の対応も承っておりますので、ご相談させて頂いております。 たまにあるケースとして「内部は起動しているけど液晶が映らない」といったものもございます。電源がつかないと勘違いされてご来店頂く場合もあるのですが、このような症状の場合「画面交換」が必要となります。もちろん、画面交換修理も可能ですので、どこに原因があるか特定する事が可能です。 Xperiaシリーズでお困りの際は関内店へ是非ご来店下さいませ。