TORQUE G02の電源が突然入らなくなった!基板移植で再び起動!データも取り戻せました☆
2018.11.28 修理速報 データ復旧・データ取出サービス , Android
Androidスマホでは、物理的な耐久性について特徴ある機種が多く発売されています。
京セラの「TORQUE(トルク)」シリーズも、そういった機種に含まれることでしょう。
このTORQUEシリーズは、過酷な耐久試験をクリアした頑強な構造がセールスポイントのAndroidモデルです。
そのため、アウトドアで活動されることの多い方や野外でのお仕事をされる方を中心に、人気がある機種です。
しかし、どんなに物理的耐久性が優れたスマホといえども、精密機器であることに変わりはありません。
内部異常などにより、突然故障してしまうこともあるのです。
先日は、TORQUE G02の電源が突然入らなくなったため修理したいとのご相談をいただきました。
購入された携帯ショップでもご相談されたそうなのですが、
「修理することで、データは全て消えてしまいます」と言われた為に、
当店での修理を検討されたとのことでした。
「仕事でも使ったし、遊びに行く時も使ってたから、
仕事のデータやら写真やらがまだ残ってるんです。
強いスマホって聞いてたから、データのバックアップもそこまで気を使っていなかったし・・・」
と大変お困りでした。
通常、このトルクシリーズは修理部品単独では流通していないため、修理で使うための本体を用意する必要があります。
ところが、今回のお客様は、同じ機種の別本体をお持ちでしたので、
それを用いて「基板移植」を試みることになりました。
基板移植は、修理したいスマホの電子基板を起動する別本体の電子基板をそっくりそのまま入れ替えることで、
再び起動できるように試すというもの。
「故障しているのが電子基板以外の部品ならば、部品がきちんと作動する本体に基板を移すことで、再び使えるようになるはず」
という理屈なわけです。
さっそく、この頑強なトルク G02を分解していきます。
確かに、他のスマホと比べて、若干分解しにくい部分はありましたが、無事に基板(画像左側、緑色の部品)を取り出せました。
人間が作る物、やはり全く分解できないということはそうそうなさそうです・・・笑
もう一台も同じように分解し、基板を取り出して、入れ替えて組み立てます。
さあ、果たして起動はするのでしょうか。。。?
無事に起動しました!!
(左側・赤が、元々ご利用の電源が入らなくなった端末。右側・黄色が、新たに入手された可動端末。)
基板を入れ替えたことで、データを確認していただけます^^
「基板入れ替えるなんて、ショップでは絶対してくれないですよね!よかった~!」と
お客様にも大変喜んでいただけました!
Androidは機種数も多く、部品単独では入手不可のモデルも相当数存在します。
しかし、だからと言って即、修理不可と断定するのは早計というもの。
今回の様に、可動端末との基板移植を行なうことで、再びデータを取り戻せるケース多数!
大切なデータを取り戻したいとご希望でしたら、
ぜひ梅田2号店にご相談ください☆
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