スマホの画面が浮いている!?…それはスマホのSOSサインになります。
今回、Xperia Z2をお持ち込みされましたお客様は「画面が浮いている」とのことでご来店されました。
さっそくお預かりしてXperia Z2の状態を確認させていただきました。
横から見ると画面が浮いていることが分かります。
このようになっているときはスマホが大変危険な状態です。
この画面が浮いている原因はバッテリーの劣化になります。
スマホに使われているバッテリーはリチウムイオン電池と呼ばれる繰り返し充電して使用できる便利なものですが、永遠と使える訳ではなく、寿命があります。
寿命は購入して使い始めておおよそ2年になります。しかし、ゲームアプリをたくさんやる人、メッセージアプリぐらいしか使わない人などそれぞれ大きく使い方も変わりますので、あくまで目安となります。一番は使ってる本人が電池の消費が早いなと感じたときが一番のバッテリー交換のタイミングではないでしょうか。
その他にも設定で劣化しているかどうか確認することができます。
設定→システム→端末情報→機器の状態→電池性能表示
電池性能は80%以上か未満で表示されます。
80%未満になっているとバッテリーの交換時期となってきます。
Xperiaシリーズにはテストモードがあり、こちらでもバッテリーの性能チェックをすることができるようです。
電話アプリを開き「*#*#7378423#*#*」と入力して少し待ちますと、メニューが開きます。
メニューからService tests→battery health testと選択しますとバッテリーの性能チェックができます。
数値が7桁で表示されますが、上4桁がバッテリーの最大容量となります。
最大容量とは電気を貯め込むバケツのようなもので新品時は数値がMAXとなっていますが、使っているうちに徐々に数値が減っていきます。バッテリーは消耗品なので交換が必ず必要となります。
それではお預かりしたXperia Z2のバッテリー交換修理を始めます。
スマホ修理を始める前には必ず動作確認をします。他に不具合や故障がありましたら、スマホ修理後に快適にご利用いただけますように同時に修理するかどうかのご相談をさせてもらっております。
同時修理しますと割引もあり、お得にスマホ修理することができますよ~!
動作確認が終わりましたら電源をOFFにして修理を進めていきます。
Xperia Z2はバックカバーを開いて、パーツ交換を行います。バックカバーは強力な接着剤で固定されていますので、ドライヤーなどで温め、粘着力を弱めてあげます。同じ個所に熱を当てすぎると破損の恐れがありますので、外側の縁に沿って当てていきます。
粘着力を弱めることができましたら工具をバックカバーとフレームの間に差し込み、開いていきます。
バックカバーを開けましたら写真のように接着剤がくっついてしまっていますので綺麗に拭き取ります。
接着剤を拭き取りましたら、続いてはバッテリー上部の方にあります2つのネジを外します。ネジを外しましたら、工具を使ってコネクターも取り外します。ヘラで優しく持ち上げると楽に取り外せます。
これで劣化したバッテリーを外すことができました。写真を撮れていないのですが新品と比べるとパンパンに膨らんでしまっていました。お客様が破裂や発火などする前に気づいてよかった~!
バッテリーの劣化はスマホのパフォーマンスを落とすだけでなく発火発煙もしてしまうので本当にとても危険となっています。気が付いたら早めにバッテリー交換しましょうね。
新しいバッテリーを取り付けましたら、分解と逆の手順で組み立てればバッテリー交換修理が完了です。
劣化したバッテリーを交換しましたので、画面の浮きがきちんとなくなりました。
これで安心してXperia Z2をまだまだ使い続けられますね!
お客様も復活したXperia Z2を見て安心されていました。
他のスマホ修理業者さんで断られてしまったAndroidスマホ修理もスマホスピタル博多駅前店でもしかすると修理できる可能性もあります。お気に入りのスマホの修理を諦めて機種変更されてしまう前に一度、ご相談していただければお役に立てるかもしれません。お気軽にお電話、ご来店下さいね!
スマホスピタル 博多駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-26-14 第2宮島ビル2F
- 営業時間
- 10:30〜19:30 (無休)
- hakata@smahospital.jp
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。