本日は、京セラのTORQUE G3の画面表示不良の修理についてです。
画面の大半が真っ暗な状態ですが、電源が切れる程度にはタッチパネルは機能している模様。
電源を切った状態で作業できるのは有難いところです。
まぁ、今回の端末は、バッテリーは簡単に取り外せるので、きちんとした手順で電源が切れるくらいなんですけどね。
なお、今回の端末は、修理部品の流通が全くありません。
そのため、修理するには中古端末を用意して、内部の基板を入れ替えることになります。
修理ご依頼の時点で発売から既に5年ほど経過している端末だったので、中古端末としての料金が比較的安価で入手可能だったのが有難いところでしたね。
ともあれ、実際の作業工程へと移りましょう。
まずはバックパネルを取り外して、バッテリーの取り外しです。
バッテリー自体は元々ユーザー側で取り外せるような設計になっているので、ここまでは苦労なく取り外しが可能です。
次に基板を覆うプラスチックカバーの取り外しです。
側部のネジや充電口やイヤホンジャック付近のネジ、黒っぽいシールで隠されているネジなどがありますので、取り残しには要注意!
プラスチックカバーが取り外せたら、後は各種ケーブルを抜いて、基板の取り外しです。
後は、移植用に用意した中古端末も同様に分解して、基板を交換して組み立て直して、動作確認です。
…画面の表示やタッチ、その他一連の動作にも問題は見られませんでしたので、これにて修理完了です。
Android機種の中でも京セラは特に修理用の部品が出回っておりません。
バッテリーくらいなら機種によっては入手可能かなといったところです。
とはいえ、今回のように中古端末さえ用意できれば、修理が出来ない訳ではありません。
発売時期などによっては、中古端末代で修理費用が高額になってしまう可能性もございますが、京セラの機種でお困りの際にも是非一度当店にご相談して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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