スマホスピタル アル・プラザ小松のアクセス・詳細 >>

本日は、Google　Pixel3aのバッテリー交換についてです。

今回の端末は、画面を取り外さないと内部にアクセス出来ないタイプのAndroidになってきます。

比較的、画面の接着は弱めなのですが、画面が薄いので取り外しの際にひび割れてしまう恐れがあるのが怖いところ。

画面の切り離しの際に誤って切ってしまいそうなケーブルはないのが救いです。

画面の粘着テープを切り離した後はバッテリーのコネクタを先に外したいのですが、構造的に画面を外さないと作業出来ないので、特殊ネジで固定されている小さなカバーを外して先に画面のコネクタを取り外します。

次は内部金属プレートの取り外しです。

ツメが引っかかっているので、本体との間にピックなどを入れて外してしまいます。

また、このフレームの裏で近接センサーのコネクタが刺さっている状態なので、取り外しの際にはこちらを断線させないように注意しましょう。

後は、バッテリーを交換するだけです。

バッテリーは、画面とは異なり強力な粘着テープで固定されておりますが、バッテリーシールを引っ張って取り外しができるタイプのものになります。

途中でバッテリーシールが切れてしまわなければ、簡単に取り外しができるので、出来るだけ水平方向に引っ張るようにして、途中で切れてしまわないようにして作業します。

途中で切れてしまった場合には、切れ端をピンセットで掴んで引っ張るか本体とバッテリーの間にヘラなどを入れて引き剝がすかになってきます。

ヘラを使う場合、割と力技になってしまうので、出来ればピンセットを用いて作業したいところですね。

バッテリーの交換が済んだら、後は元通りに組み立て直して、動作確認です。

…電源が無事入り、表示やタッチその他一連の動作に問題は見られませんので、これにて作業完了です。

 

Androidのスマホのバッテリー交換は、その分解の手順によって作業時間も大きく変わってきます。

今回のように画面の取り外しが必要な場合は、その分技術的にも難しいですし、作業時間もかかってきてしまいますしね。

とはいえ、大概のスマホはバッテリーの交換だけであれば、60分もあれば、交換可能です。

後はバッテリーの在庫があるかや在庫がない場合には取り寄せにどれくらいの時間が必要かが一番の問題でしょうね。

機種によっては、交換用のバッテリーの入手が困難なものもございますので、Androidのバッテリーの交換をご希望の方は宜しければ事前にお問い合わせ頂ければと思います。