充電の接触が悪くなってきたGoogle Pixel3aの修理について。
2023.08.01 修理速報 ドックコネクター交換修理(充電部分) , Google Pixel 3a
本日は、充電の接触が悪くなってきたGoogle Pixel3aの修理についてです。
充電不良の場合、次のようなことが原因と考えられます。
①充電ケーブルや充電器の不良
②充電口部品の故障
➂バッテリーの劣化
今回は、別の充電ケーブル・充電器を用いても症状が変わらず充電ケーブルの位置を調整することで充電可能といった状態でしたので、充電口部品の劣化によるものと考えられます。
なお、充電ケーブルが奥まで刺さり切らないような場合は、充電口の部分にホコリなどのゴミが詰まっているというようなこともございます。
電源を切った状態で掃除してみても良いのですが、自分でするのはちょっと怖いというような場合は店頭へとお持ち頂けましたらと思います。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
今回の端末は、画面側から内部におアクセスしていくタイプのAndroid端末となります。
画面上部の方が若干画面の縁の部分が広いので、こちらから画面を取り外していきます。
ヒートガンや加熱マットで画面の縁の粘着テープを熱してやってから作業すると画面部品の破損の可能性を抑えることが出来ます。
ただし、温め過ぎると画面の変色などの原因にもなったりするので、慣れないと加減が難しいですね。
画面部品を取り外せたら、ミドルプレートを取り外して、バッテリーの接続を解除します。
ミドルプレートなどを固定しているネジはトルクスネジと呼ばれる特殊な形状のネジが使用されており、ネジがなめやすい…
ネジの溝が潰れてしまいやすいので、要注意です!
後は問題の充電口部品の交換となります。
機種によっては、基板を取り外さないと充電口部品を取り外せないようなものもありますが、今回の端末は基板の上にトルクスネジで固定されているだけなので、交換が簡単で有難い限りですね。
交換が済めば、仮組みして動作確認です。
…無事、充電が出来るのと充電が溜まるのを確認出来ましたので、これにて修理完了となります。
充電口部分は抜き差しも多いですし、露出している箇所でもあるので、どうしても劣化・故障しやすいところとなります。
充電器を挿しながら使用していたりすると、負荷がかかりやすく、故障の原因となりますので、出来るだけ充電時には使用しないようにして頂けましたらと思います。
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