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スマホそのもの と、その中にあるデータ

天秤にかけた時、大切なのはどちらですか？

こんな質問をしたときに、多くの方は

データを選択するのではないでしょうか。

 

【本体は直らなくてもいいのでデータだけ何とかなりませんか？】

こういうご希望はやはり多いです。

色々と発展したこんな時代なので、何らかの方法はあるはず！

そんな希望を抱いてご来店いただく方も少なくないように感じます。

 

【修理で直せる状態なら・・・】

スマホやタブレット端末の場合、データはメイン基板の中にあります。

データを直接取り出すことは、修理店では厳しいかと思います。

何らかのトラブルで起動ができなかったり、通常操作不可の状態でも

データは取り出しできません。

ただ、修理作業を試して改善できれば可能となります。

ここで重要となってくるのがメイン基板が機能するかどうかです。

 

【メイン基板が致命的なダメージを受けていると絶望的です】

車に踏まれるなど外観的にバリバリになってしまってもメイン基板意外と

無事なことがあります。ただし、本体が折れ曲がっているなどして

メイン基板にダメージを受けてしまっていると、どうにもなりません。

 

【画面、バッテリー、電源ボタン、充電口】

操作に必要な画面、動作させるのに必要なバッテリー、電源を入れるためのボタン

基本的に上記3つは最低限必要です。バッテリーは充電式なので充電残量が

少ない時は充電も必要になる事から、充電口も必須となることもあります。

これらは最悪、破損等で壊れても交換がききます。

これらを交換してみて直れば・・・ということですが

やはりこれもメイン基板しだいです。中心となる基板が壊れていては

周りの部品を交換したところで何ら意味がないからです。

 

【基板交換は本体交換と大差なし？】

時々、気が動転してしまい、基板が壊れているなら基板を交換すれば！

と提案いただく事があります。

しかし、思い出してください、データが入っているのはその基板です。

データ重視の場合、基板交換してしまっては元も子もありません。

部品費、作業費など考えると単純に買い替えてしまった方が断然お安く済みます。

こういったことから、通常は基板交換という選択肢はお勧めできません。

※非正規店での修理を前提としています。

 

【水没の際はまず基板を復旧させるところから】

電子部品は水分が大敵です。

そんな電子部品の塊のような端末内に水分が入ったら一大事です！

動作不具合どころか、機能停止してもおかしくありません。

水没したらまず侵入した水分を除去、乾燥させることが重要です。

端末内は防水機種でなくても水分が抜けにくいため

自然乾燥させるより分解したほうがより除去、乾燥できます。

ここにも問題はあります。

どんな場合でも、分解に伴うリスクは付きまといますので

これはお受付の際にご説明しております。

ご不明な点はお問合せ下さい。