マイク付きイヤホンとは?ハンズフリー対応イヤホンの種類と選び方
2024.01.31 お役立ち情報
昨今のイヤホンには、音を聞く機能に加えて通話機能を備えたものが増えました。
これはスマートフォンの普及により、電話と音楽プレーヤーを1台で完結させるケースが多くなり、イヤホンの利便性が高まったためといえるでしょう。
今回は、マイク付きイヤホンについての基本情報や、ハンズフリー対応イヤホンを選ぶ際に気をつけたいことについてご紹介します。
目次
1.マイク付きイヤホンとは
マイク付きイヤホンとは、イヤホンにマイクの機能を付与したものです。
最も販売数が多いマイク付きイヤホンは、マイクと音量調節のリモコンが一体になった形のものでしょう。
リモコン部分に内蔵されているマイクは小型のため、販売されているもののほとんどは既存のイヤホンと変わらない外見を保っています。
なお音質は劣りますが、マイク付きイヤホンは100円ショップでも販売されています。
2.ハンズフリー対応イヤホンのメリット・デメリット
ハンズフリーとは、「手がふさがっていない」状態のことを指します。
ハンズフリーイヤホンは、手を使って電話を持たなくても通話を可能にするマイク付きイヤホンです。
ここでは、ハンズフリー対応イヤホンのメリット・デメリットをまとめています。
2-1.ハンズフリー対応イヤホンのメリット
最近では、スマートフォンにイヤホンを接続して音楽を聴く方が増えました。
しかし、スマートフォンで音楽を聴いている最中に電話がかかってきたら、本体を取り出して操作しなければなりません。
この動作を面倒に感じている方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、ハンズフリー対応イヤホンの活用です。
ハンズフリー対応イヤホンについているリモコンを操作すれば、本体を取り出すことなく電話に出ることができます。
さらに、ハンズフリー対応イヤホンを使用すれば通話中に片手がふさがることがないため、通話しながらパソコンに向かって仕事をしたり、家事をしたりすることも可能です。
2-2.ハンズフリー対応イヤホンのデメリット
ハンズフリー対応イヤホンのデメリットは、通話に気を取られて身の回りのことがおろそかになることでしょう。
例えば道を歩きながら通話をしていて、車や歩行者が接近していることに気づけない恐れもあります。
また、ハンズフリー対応イヤホンには、運転中の使用を前提としたものがあります。
車の運転時にハンズフリー対応イヤホンで通話することは、法律で禁止されていません。
ただ、運転中の通話は集中力が低下し、事故のリスクが高まるとされているため、必要最小限の使用にとどめたほうが良いでしょう。
3.ハンズフリー対応イヤホンの選び方
ハンズフリー対応イヤホンは種類が豊富なため、初めて使う方はどのタイプを選べば良いか迷ってしまうでしょう。
そこで、ハンズフリー対応イヤホンの種類や選び方についてご紹介します。
3-1.有線かワイヤレスか
イヤホンには、音楽プレーヤーやスマートフォンとつなげて使う有線タイプと、Bluetoothを利用したワイヤレスタイプがあります。
有線イヤホンのメリットは、長時間使用していても電池切れが起こらないため、電池残量を気にすることなく使うことができます。
さらに、有線イヤホンは安価で音質の良いものが手に入りやすい点もメリットといえるでしょう。
ワイヤレスイヤホンの中で音質にこだわっている製品は、比較的高価な傾向があります。
価格面も重要視する方は、コストパフォーマンスに優れた有線イヤホンがおすすめです。
一方、ワイヤレスタイプのメリットは、コードが絡む心配がないことでしょう。
また、ワイヤレスイヤホンはプレーヤーから多少離れていても、音声を受け取ることが可能です。
イヤホンをつけて動きながら通話や音楽を楽しみたい方は、ワイヤレスイヤホンの使用をおすすめします。
近年では、イヤホンジャックのないスマートフォンが増えてきています。
そのため、どのようなスマートフォンに買い替えても使えるように、ワイヤレスイヤホンを1つ持っておくのも良いかもしれません。
3-2.両耳か片耳か
ハンズフリー対応イヤホンは、通話に特化した片耳タイプと、音楽を聴くのに適した両耳タイプがあります。
片耳タイプは小型で軽く、通話機能の充実さに重きが置かれています。
また、片耳が解放されていることで、運転中の使用でも外の音が聞こえやすいところもポイントです。
ただ、本体の大きさが小さいため、紛失してしまう可能性が考えられます。
片耳タイプのイヤホンを持ち歩く際は、ケースに入れたりしまう場所を決めたりして、紛失防止を心がけてください。
両耳タイプのイヤホンが適しているのは、音楽鑑賞をするときです。
左右の耳から音を入れることで音像が立体的になり、音楽鑑賞をより楽しむことができるでしょう。
さらに、両耳タイプは片耳のタイプと比較してバッテリーが長持ちします。
3-3.耳に合った形
イヤホンの代表的な形には、インナーイヤー型とカナル型があり、長時間の使用でも耳が痛くならないように自分の耳に合った形状を選びましょう。
インナーイヤー型は耳介に乗せて使うもので、激しい動きに弱く外れやすい形状です。
しかし、イヤホンに慣れていない方でも違和感を覚えにくい装着感で、人気があります。
また、一般的には開放型のものが多く、スケールの大きな音の再現が得意とされています。
音漏れしやすい部分もありますが、音量に気をつければ出先での使用も問題ありません。
現在のイヤホンの主流であるカナル型は、イヤーピースを耳の中に差し込んで使うため、遮音性が高く外れにくいことが特徴です。
スポーツタイプのイヤホンもカナル型を採用しており、運動をしながら音楽を聴くときに外れてしまう心配がありません。
安定した装着感を求める方におすすめです。
3-4.マイクの位置
イヤホンを使って通話する際には、マイクの位置も重要になります。
細長い形状をしたイヤホン本体にマイク機能がついているものであれば、マイク位置がぶれることがないため、安定した音声を相手に送ることができます。
リモコン部分にマイクがついているものは、コードが揺れて口から離れてしまったり、風の音が入りやすくなってしまったりするなど、周囲の影響を受けやすいことが難点といえます。
電話をする機会が多い方は、本体にマイクがついているタイプが良いかもしれません。
最近では、通話時のノイズカット機能を搭載したイヤホンも登場しているため、高い通話品質を求める方は検討してみても良いでしょう。
3-5.防水性能
防水性能には「IPX」という規格があります。0から8までの数値があり、0が防水なし、8は完全防水です。
どのレベルの防水性能を求めているかによって、選ぶイヤホンが変わります。
スポーツ中や真夏の移動中にかく汗が心配であれば、「IPX2」程度の防滴性能があるイヤホンが良いでしょう。
屋外ランニングでの急な雨やアウトドアでの利用を考えるなら、「IPX4」レベルの性能は欲しいところです。
入浴中に音楽や通話を楽しみたい方は、水圧の強いシャワーの放水にも耐えられる「IPX5」以上の防水性能を選びましょう。
イヤホンの水没が心配な方は、完全防水の「IPX8」が最適です。
また、音楽プレーヤーやスマートフォンに防水性能がない場合、水がかからない場所へ置かなければなりません。
そのため、水場でイヤホンを使用する場合は、有線よりもワイヤレスイヤホンをおすすめします。
ワイヤレスイヤホンであれば、本体が離れた場所にあっても音声を受け取ることが可能です。
ハンズフリー対応イヤホンの選び方を知ろう
ハンズフリー対応イヤホンには、さまざまな種類の製品があります。
イヤホンを使用する際は、ご自身の用途に合った機能があることはもちろん、安定した装着感も大切です。
イヤホンの購入を検討されるときは、店頭で試着して実際の使用感を確かめてください。
今回は、マイク付きイヤホンについての基本情報や、ハンズフリー対応イヤホンを選ぶ際に気をつけたいことについてご紹介しました。
最後に、では、スマートフォンイヤフォンやスピーカーなど音に関する故障・トラブルにも対応しております!お気軽にご相談ください。
更新日:2024/7/16
スマホスピタル 難波店 店舗情報
- 住所
- 〒542-0076大阪府大阪市中央区難波4丁目2-6 トシヒサビル3階北側
- 営業時間
- 11:00〜20:00(休憩:15:00~16:00)
- namba@smahospital.jp
<<前の記事
スマホの寿命は何年?バッテリーや画面など壊れる前の兆候もチェック-
次の記事>>
スマホの動作が遅い…軽くする方法は?スマホの動作改善方法
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。