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改めて確認「スマホは精密機器」！

スマホをいつも使っていると忘れがちになってしまいますが、

スマートフォンはパソコンと同じ精密機器です。

ついつい乱雑に扱ってしまいがちですが、

それがスマートフォンに影響してしまうことがあります。

 

特にスマートフォンにとって大敵なのが水濡れ、水没です！！ 

トイレやお風呂の湯船に浸かってしまった、

シャワーや雨が掛かってしまった、

また汗やお風呂場の湿気でも水没してしまうことございます。

 

「私のスマホは防水だから！」…過信は禁物！

Androidスマホには防水・耐水機能がついている端末が多いですが

防水機能がついているからと言って水没しないわけではありません。

同じ端末を使い続けていると、

本体の劣化と一緒に、

耐水の性能も一緒に経年劣化してしまいます。

たとえばシムトレーのパッキンや耐水の粘着シールなど…。

そのため、

「防水があるから絶対的に安心！」

というわけではないのです。

 

防水スマホの代表「Xperia」でも水没復旧ご依頼が！

 本日も、Xperia A2を水没させてしまいおかしくなってしまった

というご相談をいただきました。

ご来店いただき、端末の状態を拝見したところ…

 

ご覧のような状態でした…。

こちらの機種はXperiaA2という機種です。

2014年に発売ですのでもう5年ほど経っておりますね。

もちろん防水性能搭載なんですが、

発売から年数が経っているため、

防水性能が弱くなっていた可能性があります。

 

お客様によると

机に置いていたXperiaに薬品をこぼしてしまい

本体がびちゃびちゃになってしまったそうです…。 

かろうじて電源はついてくれておりますが、

画面に濡れてしまったような跡が出てしまっております。

タッチの操作もまったくできませんでした。

 

電源が入っているだけでもとてもラッキーとも言えるのですが、

画面の操作ができないと連絡もバックアップも取れません。

また、本体内部が濡れてしまっていると

いつ基板がショートするかもわかりません…。

 

というわけで、

当店ではこちらのXperiaA2の

基板洗浄作業と画面交換修理を行なうことにいたしました。

 

まずは洗浄作業で、本体内部の洗浄と乾燥を行いました。

基板が濡れてしまうと錆や腐食してしまうので、

内部を綺麗にした上で、

しっかりと乾燥いたしました。

そのうえでタッチのできなかった画面を交換してみると…

 

ご覧のように、

修理前にあった濡れた跡がなくなり

画面が綺麗に映ってくれています。

もちろんタッチの操作もできるようになりました！

 

今回の作業はとてもうまくいった例ですが、

水没したスマートフォンは容態が急変してしまうこともございます。

また洗浄作業はしっかりと行ないましたが、

水没のダメージが０になったわけではありません！

修理をすれば完璧に使えるようになるわけではないんです。

それほど、水没はスマホに

根深いダメージを残してしまうんです！！