昨日アップルのWWDC(Worldwide Developers Conference)のが開催され
現在開発中である「iOS13」やiPad専用のiPadOS、watchOS、もちろんMacOSと
続々発表がされました。
アップルの場合はサポートされている端末であれば基本的にはアップデートが推奨されており
セキュリティーの向上やソフト面での向上、データ量の縮小など様々な企業努力の塊が
「OS(オペレーションシステム)」になります。
デバイスの処理機能とソフトのアプリ駆動がマッチして初めて
ユーザーエクスペリエンスを与えることが出来ます。
OSのアップデートの重要性
まず一番にあげられるのはセキュリティに関する内容になります。
テック企業側に毎年様々な法令が課せられてきました。
アップルの発表会でも幾度となくセキュリティの部分は強調されて
おりますが。
企業が個人のスマートフォン上の行動を監視してはならないという意味を
こめて昨年5月に欧州ではGDPR「一般データ保護規則」が施行されました。
難しい話は省きますが、一時期Facebookでの情報流出などが発端で
そういった巨大なテック企業がどこまで個人の情報を所有しているのか
という不透明な部分を改善しようというのが目的です。
例えば
「昨晩スマホからGoogleのブラウザを使って買い物をした」
危惧されるのはGoogle側には個人がECシステムで何を買ったまで
すべて情報として残ってしまうのか?という点です。
GDPRでは企業側は消費者に対してデータ収集を行っていることを
伝えるだけではなく、データ収集内容を明確に明示して必ず「許可」を
得なければならなくなりました。
一般データ保護規則はEU加盟国でのお話ですが、今後世界的に
同様の流れとなっていく可能性はかなり高いとみられています。
スマートフォンデバイスを発売している企業もEUだけではなく
日本も含めて複数の地域でデバイスを販売しておりますので
市場を失うわけにはいきませんので遵守をしなければ端末の発売が
出来なくなってしまいます。
最新のシステム、セキュリティーがあってこそ
個人のプライバシーが守られているという事ですね!
そういった意味でもOSのアップデートは非常の重要となります。
OSアップデートは気軽にできる??
これはとても複雑です。
まずはGoogleが提供する「パブリック版AndroidOS」がありますが
Android端末を発売している企業は自社デバイスにこのパブリック版AndroidOSを
カスタマイズして販売をしています。
物理ボタンや画面サイズ、スピーカー音量などなど機種によって
機能は変わってきますのでこういった流れでAndroid端末は販売が
されています。
つまりは・・・GoogleからAndroidOSの新しいverが発表されますが
新OS対応は企業側がカスタマイズを終えてからとなります。
そこにタイムラグが生まれてしまう要因があります。
もちろんユーザーが「Android Qベータ プログラム」に参加する事は
可能ですがあくまでも自己責任になります、製品版ではないのでバグで
あったりもしかするとデバイス自体に取り返しの付かないダメージを
負ってしまうかもしれませんが・・・「自己責任」になります。
ちなみに現時点でのベータ版対象機種
Pixel各種
・ASUS ZenFone5Z
・EssentialPhone
・HuaweiMate20 Pro
・LGE G8
・Nokia8.1
・OnePlus6T
・OppoReno
・realme3Pro
・XperiaXZ3
・TECNO SPARK3 Pro
・VivoX27
・VivoNEX S
・VivoNEX A
・Xiaomi Mi9
・Xiaomi Mi MIX3 5G
時期Android 10Qとはいったいどの様な変化があるのか?
2019年3/14から実はすでにベータ版の配信は始まっており恐らく秋ごろの正式公開と
予定されています。
①セキュリティー管理が強固に!
上記で説明してきた内容などが盛り込まれており
ユーザー個人でアプリや写真などの情報が細かく管理が出来るように!
②ユーザーインターフェースの選択の幅が広がる
Android8までのシリーズは仮想ボタンが下部に設置されており
「戻る」「ホーム」「アプリ履歴」と3ボタン式でしたが
「ジェスチャー機能」が搭載された事により2ボタン式に変更されて
おりました。
この2種類がどちらでも設定から選べるようになりました!
ジェスチャー+2ボタン式かレガシー設定の3ボタン式の使いやすい設定を
ユーザーが設定可能に( *´艸`)
③GPSアクセスが「アプリ使用中にみ」が選択可能に!
今までは「オン」「オフ」の設定をユーザーがデバイス上で決める事は
できましたがバックグラウンドでのオン/オフは開発者側のみ決定できる仕様でした。
これもセキュリティー向上の一つになります。
④5Gの高速通信、低遅延に対応!
次世代の5G高速通信に対応!2時間の映画ファイルが約3秒でダウンロードが
可能に(*_*)
⑤おりたたみデバイスにも対応
ちょっと問題はありましたがSamsungのGalaxyFoldやHuaweiのMateXと
折りたためるデバイスにもパブリック版から対応!
先進的なUXを提供してくれるガジェットはわくわくさせてくれますよね!
その他にも色々と細かい変更部分や進化した事はありますが
個人的に便利だと思ったUIの変更は「Wi-FiのパスワードをQRコードで共有できる」
という内容です。
フリーWi-Fiや公衆Wi-Fiなどで長々とパスワードを入れるのが
面倒なのでピっとQR読み込みだけで完了できるのは楽だなぁと思います。
現在も予定通りならベータ3から4へ着実に進んでいる頃だと思いますので
対応機種をお持ちの方は是非わくわくしながらお待ちください!
では新規機種も順次対応!
Xperiaシリーズ、Galaxyシリーズ、Nexusシリーズ、その他のスマホ
タブレットにも対応を致しておりますので是非お気軽に
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