Androidスマホのバッテリー膨張は放置せず早めのご相談をお勧めします!
2021.03.02 お役立ち情報
気が付いたら画面や背面が内側から押されるように盛り上がって
フレームとの間に隙間が開いてしまったり、それが進行すると
完全に持ち上げられて完全に剥がれてしまうことがあります。
・原因はバッテリーの膨張がほとんどです
内蔵されているバッテリーは薄い板状なのですが、これが
使用環境によって膨張してしまう事があります。
この膨張がきっかけで画面や背面のパネルを剥がしてしまいます。
元々、画面や背面のパネルは強力に接着されているので
簡単には剥がすことができません。
しかし、バッテリーの膨張圧力は強く、継続的に内側から
押されてしまうのでジワジワと接着を剥がしてしまいます。
場合によっては、限界を突然超えて気が付いたら
大きく開いていたという事もあるようです。
普段から、スマホの側面をじっくり観察することは
ないと思いますので気が付いたときには大きく開いている
事が多いようにも感じます。
ちなみに、バッテリー膨張以外のパネル浮きや剥がれは
フレームの変形や破損によることが多いです。
フレーム変形も普段はあまり気にしないことなので
店頭でご案内したときに驚かれることが多いです。
・バッテリーが膨張してしまう原因は?対策は?
バッテリーの膨張は一般的に劣化症状の一つとして挙げられる
事が多いです。しかし、使用環境によってさほど劣化が
進んでいなくても膨張してしまうこともあるようです。
実際にバッテリー膨張で修理のご依頼をされた方に聞くと
ほとんどの方が充電しながらの使用や100%充電しても
ケーブルを抜かずそのままにしていることが多いそうです。
充電と消費を同時にしたり、過充電が多い環境下では
バッテリーの膨張を招く可能性が高くなるかもしれません。
バッテリーを長持ちさせる使用方法の一般論として
20%~80%の間で使う事が一番とされています。
現実的には難しいかもしれませんので、先ほど挙げた
充電しながらの使用や、充電しっぱなしの状態には
ならないように気を付けましょう。
・膨張に気が付いたら早めにご相談ください
バッテリー膨張に気が付いて、剥がれたパネルをテープや
接着剤で対策それているものを時々お見受けします。
膨張圧力は押さえつけることができないのでバッテリーを
交換するしかないのですが、背面パネルがパカパカして
しまうなどで仮固定したいのであれば軽くテープなどで
固定するくらいにしましょう。
抑え込もうとすると思わぬ破損を招いてしまうことがあり
危険なのでお気を付けください。
接着剤を使ってしまうと修理の際に仕上がりが悪くなって
しまう可能性があったり、固まった接着剤の除去に時間が
かかったりしますのでお避け下さい。
スマホスピタル 名古屋駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目27−1 モード学園スパイラルタワーズB1
- 営業時間
- 10時〜21時(無休)
- nagoya@smahospital.jp
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