お風呂で使って大丈夫!?スマホの防水・耐水機能について確認しましょう!
2021.04.13 お役立ち情報
皆様のお使いのスマートフォンには防水、または耐水機能が搭載されていますか?
そもそも防水と耐水に違いがあることや、防水だと思って使っていたスマートフォンが
耐水だった・・・なんてこともよくあります。
これを読む前に一度ご自身がお使いのスマートフォンには防水機能があるのか、または耐水機能なのか
それとも防水も耐水もないのか、確認をしてみてください!そうすると曖昧な表記だったりIPXなどの表記で
意味が分からないという方もいらっしゃると思います。
今回は、その表記の意味を説明していきます。
まず、防水と耐水の違いなのですが、防水は外部から水が入り込むのを防ぎます。耐水は水にどれくらい耐えれるか
というもので基本的に完全に水の侵入を防ぐものではありません。
IPコードと等級
スマートフォンの防水、耐水機能について調べていると「IP〇〇」や「IPX〇」、「IP〇X」などの表記を見かけると思います。
*これらを「IPコード」と呼びます。「〇」には数字が入ります。
「IP〇〇」の場合2つの数字が入るのですが、左の数字が防塵等級で右の数字が防水等級です。
「IPX〇」の場合は防水等級のみを表します。
「IP〇X」の場合は防塵等級のみを表します。
「X」の位置と「〇」の数字の位置に注意してください。
「〇」に入っている数字が大きいほど高性能なものになります。(防水IPX〇は0~8、防塵IP〇Xは0~6)
では、IP68やIPX8の表記があるスマートフォンならお風呂で使ってもいい・・・と思いがちですが、
そうではなかったりもします。
その理由は、等級設定のテスト方法にあります。
等級設定のテスト方法が防水の場合、「常温の水道水」でテストした結果をもとに作成してあるので
お風呂で使うような温水や多湿な環境下ではテストされていません・・・
もし、それを知らずにお風呂で使っていてスマートフォンが水没してしまった場合、保証の適用外に
なる事もあるので注意してください!
近年発売されるスマートフォンの多くにIP68やIPX8の機能が搭載されていますが、IPX7まではテスト内容が明確に
なっているものの、IPX8は「IPX7以上かつメーカーと機器の使用者の取り決め」となっています。
これはものすごく曖昧だと思いませんか?IP68やIPX8の表示を過信するのではなく、ご自身の端末の
機種ごとに防水性能は変わってきますので不安な方は一度詳しく調べてみてはいかがですか?
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