画面割れもないのにXperiaZ5のタッチ操作が効かない…もしかしたら水没が原因かも?
2019.09.26 お役立ち情報
XperiaZ5のタッチ操作が出来なくなってしまった…。
画面割れも、液晶表示不良も特にないXperiaZ5が、タッチ操作が効かない…
ということでお持ち込みを頂きました。
見た目は問題なく、問題があったのは内部…。
分解を行ってみると、メイン基板にたくさんの水没による腐食を発見!
オレンジ色の丸で囲った、左側が液晶画面のコネクタで、右側が充電口のコネクタです。
白っぽいものがたくさん付着している状態…。
画面や充電口のコネクタには黒っぽく変色しているところも…。
こういった白や緑といった付着物や、黒や茶色に錆びている部分というのは
「水が付着し、腐食し乾いた痕」になります。
「Xperiaって防水機能が付いているんじゃ…」と思った方もおられると思いますが、
防水・防塵機能は決して万能はモノではありません…。
間違った扱いをしていると水没してしまうこともあるんです。
今回は清掃を行い画面交換修理を行う事で、操作可能にはなりましたが、
今後もしかしたらこのダメージによる不具合が発生する可能性も考えられます。
防水機能は”永続的に”続く?
Androidスマートフォンは非常に数多くの機種が存在し、中でも
防水・防塵機能がついていることも多くなってきています。
スポーツをするという人や、アクティブに動く人はもちろん、
普段使いの観点から防水・防塵機能が付いているか否かで機種を選ぶ人も多いかと思います。
しかし、あくまでも防水・防塵機能は補助機能。
油断していると思わぬことで水没してしまうことも…。
そもそも、防水・防塵機能の効果は、永続的なものではありません。
防水・防塵機能が弱くなることも?
経年劣化・使用劣化などによって、防水・防塵機能が弱くなることはあります。
携帯会社の製品紹介では「異常がなくとも、防水性維持の為、2年に1回の部品交換」を推奨しています。
また、意外と見落としがちなのが「海水・プール・温泉の中には浸けないで」といった文章。
防水機能=どんな水でも大丈夫、というわけではない点に注意が必要です。
日常生活でよく使用する機会のある、お湯・洗剤入りの水・お風呂場での使用も注意していてください。
もちろん、機種によっては洗剤で洗う事ができたり、海水も検査済み!
といった心強いものもあります。
しかし、基本的にほとんどの機種が「水没時の保証は対象外」としている為、もしもが起こった時の為に
あまり触れさせないのが念のためよいでしょう。
画面交換などで直る可能性もある?
例えば水の影響によって、操作不可に陥ってしまったり、電源がつかなくなったり、
充電ができなくなってしまったり…etc
水によるダメージは様々な症状を引き起こします。
しかし、状態によっては画面交換などのパーツ交換を行う事で、
再び使えるようになる可能性はあります。
ですが、腐食やサビなどは完全に取り除くことはできず、使えるようになったとしても
一時的な復旧である可能性もあります。
無理に使用せず、基本的にはデータを取り出すための一時的な処置とお考え下さい。
バックアップが取れていないなどでお困りの際は、取れるようになる可能性はある為
諦めてしまう前にへお気軽にご相談くださいませ。
スマホスピタル 西宮北口店 店舗情報
- 住所
- 〒 663-8035 西宮市北口町1-2 ACTA東館1館外部店舗101号室
- 営業時間
- 10時〜19時(定休日:なし)
- nishinomiya@smahospital.jp
<<前の記事
スマホの液晶が割れる前にガラスコーティングで対策しましょう!-
次の記事>>
海水にスマートフォンを付けてしまったら早く修理しましょう
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。