みなさんは今年の夏は海水浴に行きましたか?
スタッフは海が大好きなのですが仕事が忙しいので
今年はプールだけ行きました(;'∀')
プールにいくとやはりちらほら防水ケースに入れて
スマホを使っている人の姿が…。
防水ケースも絶対に水を入れないという保証はないので
使い方が悪かったり、粗悪品だったり、
何ともなくても急に水が入り込んだりしてしまうケースは結構あるものです。
水が入り込むとどうなってしまうの?
スマートフォンは水につけるべきではないものです。
また防水をうたっていても中に水が入り込む可能性は十分あります!
そして水が入ってしまうと中の基盤に微弱な電流が流れているので
(電源を切ってもバッテリーを付け続けている限りずっと電流が流れています)
基板がショートしてしまい、一部機能やパーツが使えなくなったり
完全に壊れてしまうなどの危険があります。
こちらはHuawei P9 lite Premiumという端末の内部が水没してしまったときに
撮影した写真です。
この機種自体は耐水性能がないので簡単に内部に水が侵入してしまうのですが
今回は海水につけてしまったとのこと。
見て頂くとわかるのですが海水に使ったことによって基板全体が白っぽくなっているのが
分かるかと思います。
この白い靄のようなものが不純物です。
また基盤を洗浄するときにこのように基盤を外さなければならないのですが
水没でここまで侵食してしまっていると取り返しがつかないケースが多いです。
実際にこの端末は腐食が激しく進んでおり、
内部フレームに不純物が残り、
コネクタは劣化したことにより歯抜けになってしまい、
更には基板が明らかにショートした形跡が見られました。
ここまで内部が劣化しているといくら頑張って修理しようとも
復旧が難しくなってしまいます。
防水端末ならそんなことにならないでしょう?と安心している方、
水没復旧修理依頼でお持ち込みいただく端末の8割以上が
防水や耐水性能を持つ機種なのであります。
「耐水だと聞いていたのに…」と思っていても
水を侵入させないためのテープが劣化していたり、
水没させないための蓋をしっかりとじれていないことによって
簡単に内部に水が侵入してしまうのです。
そして侵入した水に対して基盤には何の防水加工も施されていないので
いともたやすく水没してしまいます。
水没してしまったら一刻も早く尼崎店へ!
とくに海水につけてしまった場合不純物を早急に取り除く必要があるので
すぐにご相談くださいませ(;'∀')
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