キッチンで調理動画をご覧になったり、お風呂で動画を見ることはありますか?
色々な動画を観られるので、様々な生活シーンでご利用されることかと思います。
こういった水気のある場所でスマートフォンを使うシーンも多くなって、水没のご相談が増えています。
水没でお持ちいただいた端末の修理内容といたしましては、以下の作業を行います。
①基板洗浄
基板を本体から取り出し、超音波洗浄器に入れサビや汚れを取り除きます。
②基板乾燥
エタノールに10~15分漬け込んで、取り抱いた後3時間ほど乾燥させます。
③組み上げ
基板を本体に組み込み、起動確認を行います。無事起動できればここで作業終了です。
④パーツ交換
③で起動しない場合画面パネル(表示)とバッテリー(電力)の交換を行い、再度起動するか確認を行います。
無事起動した際はその旨をお伝えさせていただき修理を続行するか決めていただいております。
④を試しても起動しない場合は残念ですが、復旧不可となります。
以上の作業を行うのですが、データを取り出せるように復旧するのが当店の修理内容になるので、基板の修理などは出来かねます。
バッテリーと繋がっているコネクター部分であったり画面パネルとの接点が腐食していなければ比較的復旧率も高いです。
逆を言ってしまえばその部分が腐食してしまうとほぼ復旧できなくなってしまいます。
少しでも修理の成功率を上げるために、お持ち込みいただくまでに気を付けるべきことをまとめました。
・むやみにスマホを振らない
振ってしまうと中に浸入した水がいろいろな場所に移動してしまい、腐食範囲を拡げてしまいます。できるだけ動かさないようお気を付けください。
・充電ケーブルは挿さない
中でショートしてしまうことがあります。電源が入らないからと挿さないようにしてください。
・乾燥材で包囲する
ジップロックなどの密閉型の袋に乾燥材を4~6個入れ
その中にスマートフォンを入れて閉めて置いておくと水気が抜けることが
インターネット上でも豆知識としてあります。
ですが、これは修理店側からしては誤りの考えです。
実はその行為は水分を細かくしてしまってパーツや基板の奥にもっと細かい水分となって
サビてしまうことも多いので復旧出来なくなってしまう事もありまう。
(米櫃の中でも代用が効くという都市伝説がありますが、スタッフとしてはオススメしておりません)
以上のことに気を付けてお早めに水没復旧のご相談のほどお待ちしております。
スマホスピタル 横浜駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1丁目10−17 須賀ビル3A号室
- 営業時間
- 10時〜21時(無休)
- yokohama@smahospital.jp
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