今回修理にお持ちいただいたのは、AQUOS R3です。
ちょっとした違和感がありスマホケースを外した拍子に、後ろのパネルが剥がれてしまったとのことでした。
実際に端末を拝見してみると、確かにバックパネルが大きく浮き上がってしまっています。
隙間から内部を覗き込んでみると、バッテリーが膨張しているのを発見。
これが原因でパネルが剥がれてしまったのでしょう。
本来であればバッテリー交換をする際には、後ろのパネルの強力な接着を剥がして分解していく必要があります。
ですが今回は膨らんだバッテリーにより大部分が剥がれてしまっています。
パネルの歪みも少し見られますので、割れないように慎重に取り外します。
パネルを剥がせばバッテリーとご対面。
基盤とバッテリーの接続を外し、バッテリーを取り出します。
左が新しいバッテリーで、右が膨張してしまった古いバッテリーです。
見比べてみると一目瞭然、大きく膨らんでいますね。
新しいバッテリーと入れ替えたら、背面のパネルが再び浮きあがらないようにしっかりと接着し、修理完了です。
バッテリーの膨張は保護ケースをつけていると気付きにくいことも。一度ケースを外して確認してみましょう。
Android端末の場合、バッテリーが膨張すると背面のパネルから剥がれてくるものが多いです。(例外として、液晶画面が浮いてくる端末もあります。)
そのため、スマホ保護ケースに入れているとバッテリーが膨らんでしまっていてもわからず、気付いた時にはかなり大きく膨張してしまっていた、というお客様が多くいらっしゃいます。
スマホのバッテリーはおよそ2年ほどが寿命と言われています。
長く使い続けている端末は、一度ケースを外してバッテリーが膨張していないか確認したほうがいいかもしれません。
そのまま放っておくと、後ろのパネルや液晶画面が破損することもあり得ます。
損傷が大きくなってしまう前に、早めにバッテリーを交換してしまいましょう。
スマホスピタル 新宿店 店舗情報
- 住所
- 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目靖国通り下 新宿サブナード地下街内306区画
- 営業時間
- 10時30分~21時(無休)
- shinjuku@smahospital.jp
対応店舗一覧
最寄りの店舗をご選択ください。