スマホの急速充電がバッテリーに及ぼす影響と対策
2024.10.01 お役立ち情報
皆さんはスマホの急速充電を使ったことがありますか?
スマホを利用する機会が増えた現代だからこそ、充電するスピードが速いのは助かりますよね。
しかしながら、「急速充電は良くない…」「急速充電をしているとスマホが故障する…」なんて噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はスマホの急速充電を使うメリット・デメリットや正しく安全に充電することでバッテリー劣化の対策も解説していきます。
目次
スマホの急速充電とは?
スマホの急速充電をと耳にしたことはあるものの、一体どんな充電方法なのかご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。まずはスマホにおける急速充電がどのようなものなのかご紹介します。
電力供給を増やして充電時間を短く
急速充電を簡単に説明すると、電力供給を増やして充電時間を短くすることになります。一般的なスマホは5V・1.5Aで充電をするので7.5Wで充電されます。一方急速充電は9V・2A以上で充電するので18W以上の電力で充電されます。充電機器などの環境にもよりますが、通常の充電の半分以上時間を短縮することができるのです。
2024年1月現在ではUSB-PD対応(Power Delivery)のiPhoneやiPadが20W~45Wでの充電が可能に、またメーカーによって異なりますがフラグシップモデルになると66Wや80Wという超ハイパワーで充電が出来るような機種もあります。
購入時に端末が何Wの充電に対応しているのかを確認してみましょう!20W以上であれば急速充電に対応しています。
スマホの急速充電はデメリットがある?
本題に入ります。
通常の規格以上の電力を供給することによって、スマホ本体に負荷がかからないのか心配になる方もいらっしゃるかと思います。スマホを急速充電するとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
本体が発熱しやすくなる
急速充電は通常の充電とは異なり、電力供給が2倍以上になるので、スマホが発熱しやすくなります。スマホが発熱した状態で使用すると様々な不具合が起きる可能性があります。本体の動作が重たくなったり、最悪の場合は電源が落ちる可能性もあります。
【要注意事項】極端に高温・低温な場所での充電はさける
バッテリーが劣化する可能性
スマホが発熱するとバッテリーが劣化する可能性があります。スマホに搭載されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーといって、極端な温度環境での使用は想定されていません。
スマホが発熱するとかなり高温になることもあり、バッテリーに負荷がかかってしまいます。その結果、バッテリーが劣化しやすくなる可能性があります。
たまに、急速充電を使うとバッテリーが劣化するという情報がありますが、単に急速充電を使うことによってバッテリーが劣化するわけではありません。急速充電をしながらの操作等で更に高温になる事はさけましょう。本体が異常に発熱することにより、バッテリーが劣化・膨張する可能性があるので注意が必要です。
スマホが急速充電ができない場合の対処方法
急速充電機器を使っているのに充電速度が遅い…そんな時に確認いただきたい対処方法をご紹介します。充電速度が遅い方は是非とも確認してみてください。
急速充電には対応した充電機器が必要
本当に急速充電に対応した充電機器なのかどうかです。急速充電をしようにも急速充電に対応していない充電機器を使用しているとできません。スマホ側でも確認した充電ワット数の充電アダプターになっているか確認しましょう。また充電ケーブルも20W以上対応しているものを使用する事をオススメします。
スマホが急速充電に対応しているか
先ほどもご紹介しましたが、スマホにも急速充電に対応している機種とそうでない機種があります。
最近のスマホは急速充電に対応している機種がほとんどですが、3世代前の比較的古い機種は急速充電に対応していない機種もあります。お使いのスマホが急速充電に対応しているかどうかを確認しましょう。
充電ケーブルに問題がないか
充電ケーブルに対応しているにも関わらず急速充電ができない場合は、充電ケーブルに問題がある可能性があります。見た目上断線しているものであれば一目瞭然ですが、中には見た目上わからなくて内部では断線していた…ということもあります。特にケーブルの両端の根元は断線しやすいので気を付けましょう。
安全なバッテリーの充電方法
急速充電に関わらず通常の充電を行う際には、安全なバッテリーに優しい充電を行うことがおすすめです。そうすることで、スマホの寿命も伸びる可能性もありますし、バッテリーの寿命を伸ばすことができるかもしれません。急速充電について理解も深まった所でここからは安全なバッテリーの急速充電の仕方についてご紹介します。
スマホが発熱した状態で充電しない
先ほどもご紹介しましたが、スマホのバッテリーには適切な使用環境があります。状態で充電を行うと、バッテリーが膨張したりなど不具合が起きる可能性もあります。スマホの動作にも影響が出ることあります。
最悪の場合はバッテリーが爆発や発火する可能性もあります。急速充電中はスマホ本体の温度が上昇しているので、ゲームアプリや動画鑑賞をながらで行っていると更に高温になります。最新のiPhoneでは高温になっている場合は自動で充電をSTOPしてくれますが、
気が付いたら残量がかなり減っていたなんていうケースもあります。充電をしている際はスマホを操作しないでおきましょう。
充電しているときはゲームなどの重い処理を行わない
先もあげましたが、最近のスマホアプリはグラフィックが進化した反面、負荷が大きくなっている傾向があります。充電しているときはのゲームアプリ使用は控えることを心がけましょう。
長時間充電し続ける
最近のスマホは満充電をしたからと言って、バッテリーが劣化する可能性は低いです。ですが、スマホを充電していても音楽や動画を流していたりしているとあってエリーは消耗と充電を繰り返してしまいます。
そうする事でバッテリーが劣化してしまうことがあります。うっかり音楽や動画を流したまま・・・となる場合はタイマー機能・アプリで途中で止まるように設定しておきましょう。
≪iPhoneの場合≫
時計アプリ > タイマー > 「タイマー終了時」をタップ > 再生停止
≪Androidスマホの場合≫
『スリープタイマー』 アプリをGoogle PlayからDLしてみましょう。
※メーカーによってはデフォルトで『スリープタイマー』があります。
バッテリーを使い切らない
バッテリーを日常的にバッテリーを使い切っている場合はバッテリーに負荷がかかっている可能性があります。バッテリーは使い切らず20%くらいになったら充電をすることを心がけましょう。
また、完全放電状態が長期間続いているとバッテリー劣化が早まってしまう可能性があります。前使用していた古いスマホを久しぶりに起動させようとしたら起動しなくなっていた経験はありませんか?
それは完全放電の期間が長い為に、バッテリーが劣化していることが原因の可能性が高いです。
いたわり充電や低電力モードを設定する
スマホにはいたわり充電や低電力モードなどのバッテリーに優しい充電サイクルにできるモードがあります。スマホの機種によって設定方法は異なりますが、多くは設定から切り替えることが可能です。
バッテリーにとって負担の少ない充電ペースを自動的に行ってくれるので是非活用してみましょう。20%~80%の間であれば低電力モードにして数10分で80%まで充電してくれます。
スマホの急速充電などの充電ができない時はアンドロイドホスピタルまで
今回はスマホの急速充電について解説しました。急速充電ができない、充電速度が遅い、充電できない、などでお困りでしたら、までご相談ください。
当店でしたら状態や在庫状況にもよりますが、データそのままで当日での修理を行っております。ご相談のみでしたら無料で承ります。
これって直る?修理料金はどれくらい?などの修理に関するお困りごとでもお待ちしております。またスマホスピタル ekimo梅田店では店頭下記を販売しています。
- ①急速充電アダプター
- ②急速充電対応対応ケーブル
- ③モバイルバッテリー
- ④モバイル端末の中古販売
その他の地域は下記よりお近くの(スマホスピタル)をお選びください。
更新日:2024/02/06
スマホスピタル ekimo梅田店 店舗情報
- 住所
- 大阪府大阪市北区角田町8-6 ekimo梅田
- 営業時間
- 10時~22時
- ekimoumeda@smahospital.jp
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