スマホで動画が見られない?スマートフォンで動画再生できない場合の対処方法
2024.06.30 お役立ち情報
スマートフォンの登場により、インターネットの動画視聴は私たちにとって身近になりました。電車での移動時間など、スマートフォンを片手に動画視聴を楽しんでいる姿が多く見受けられます。同時に、スマートフォンで動画が見られない状況にうまく対処できず困っている方も少なくありません。
近年はVlog(Video blog)と呼ばれる動画版ブログが浸透し始めており、地域活性化のためにVlogで情報発信する自治体も出てきているなど、以前にも増してスマートフォンで動画を見る機会が増えています。また、インフルエンサーと呼ばれる一般ユーザーの購買意思決定に大きな影響力を与える行動をしている人たちと企業が提携し、動画配信などでPR活動を行っている場合もあります。
そこで今回は、スマートフォンで動画再生できないときの対処方法をご紹介します。「あの動画が見たいのに再生できない……」などと、お悩みの際は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.動画アプリで再生できない場合の対処方法
動画アプリで動画が再生できない場合、以下のような対処がおすすめです。
1-1.スマホを再起動する
スマートフォンに限らず、多くのデバイスの不具合は再起動で改善される可能性があります。とりわけスマートフォンの場合は、継続使用中に多くのバックグラウンドアプリが起動され、挙動がおかしくなるケースが少なくありません。再起動することで、それまでの使用状況をある程度リセットできるため、スマートフォンへの負荷も軽減することが可能です。
動画再生の不具合だけではなく、スマートフォンの動作に違和感がある場合は、まずは再起動してみるのはいかがでしょうか。
1-2.キャッシュの削除
インターネットを利用するサービスを利用していると、「キャッシュ」と呼ばれる一時ファイルが蓄積されていきます。継続的な使用で大量に蓄積されていくキャッシュが、アプリの動作に影響を与えることがあるでしょう。もちろん動画アプリも例外ではありません。
このキャッシュをクリアすることにより、アプリの挙動が改善することがあります。キャッシュクリアの方法は使用しているOSによって異なりますが、通常は設定のメニューからクリアにすることが可能です。各OSに対応したキャッシュクリアの方法を調べておくと良いでしょう。
1-3.速度制限中か確認
意外な落とし穴ですが、速度制限により動画の再生がスムーズにいかない場合があります。速度制限中は動画視聴だけでなく、他の通信も著しく速度低下しているはずです。インターネットブラウザを使用して、ページの表示に時間がかかっていないか調べてみましょう。
通信事業者によっては速度制限の間近になると、SMSなどで知らせてくれるサービスを提供しています。また、速度制限の状況は契約のマイページでも確認可能です。動画の再生がうまくできない場合は、メールやマイページを確認してみましょう。
速度制限がかかっている場合、解除手続きを行うことで通常の速度に戻ります。ただし、解除手続きには所定の料金が必要です。毎月速度制限がかかっている場合は、動画視聴頻度の見直しや、料金プランの変更、Wi-Fiの利用などを検討すると良いでしょう。まだまだ多いとは言えないかもしれませんが、近年は無料Wi-Fiが使える場所が増えているため、データ通信量の上限に達してしまった場合は対策の1つとして無料Wi-Fiを利用するのも良いかもしれません。無料Wi-Fiは、公共の施設やカフェなどで使える場所が増えています。
1-4.通信状況の問題
リアルタイムで動画をダウンロードしながら再生を行うストリーミング再生では、再生時の通信環境が快適性に大きく影響します。上述した通信制限下では、はっきりと通信速度が低下しますが、4G(3G)回線の電波状況、Wi-Fiの不具合など、他にも通信速度に影響を与える可能性があるでしょう。ユーザー側で対処するのは難しい問題のため、少し時間をおいて再生する、場所を変える、接続するWi-Fiを変えるなどの方法を試してみてください。
1-5.配信サービス側の問題
人気動画サイトやそこで行う生放送では、一気にアクセスが集中するような動画では再生が安定しない場合があります。この場合、配信側の供給力に問題があるため、ユーザー側では解決が困難です。配信サービスによっては、有料のプランで安定した回線を提供しているケースがあります。
また、著作権の侵害など動画の内容に問題があって再生できなくされてしまう場合もあります。テレビ番組や映画などはアクセス数が稼ぎやすいため、違法アップロードされることが多く、また著作権とは別に法に触れるような内容のものやあまりにも過激な内容のものも削除される可能性が高いです。
1-6.動画アプリをアップデートする
アプリはユーザーのニーズや不具合の報告を受けて常にアップデートされていきます。古いバージョンのアプリを使用している場合、最新の配信形式に対応できず、再生に不具合が生じることあります。動画アプリに限らず、アプリは常に最新バージョンにしておくことが基本です。更新の通知が来ていないか確認してみましょう。
1-7.データの共有がうまくいっていない
近年はクラウドと呼ばれるネット上で利用できるサービスが増えています。 iCloudやOne Driveなどは、ネット上で写真や動画などのデータのバックアップを簡単に行ったり、他の人とデータを共有することもできるなど非常に便利なサービスですが、データの共有がうまくできていないことが理由で再生ができない場合も考えられます。
特定の人とだけデータを共有したい場合、相手は共有するための条件を満たしておく必要がありますが、そのファイルのアクセス権限と相手の権限が一致していない場合はアクセスできません。その場合は相手の権限を把握したうえで、権限を変更してください。
1-8.機種変更をする
機種が古くなると、最新のバージョンに対応していなかったり、処理速度の問題でエラーが出たり動作が遅くなるなど使い勝手が悪くなる場合も少なくありません。ある程度の年数を使用していて尚且つバッテリーの持ちが悪くなっているのであれば、機種変更を検討してみるのも良いかもしれません。
2.スマホで撮影した動画を再生できない場合の対処方法
近年のスマートフォンは手軽に高画質な動画を撮影できる点も魅力のひとつです。しかし、せっかく撮影した動画をうまく再生できないことも少なくありません。次に、スマホで撮影した動画を再生できない場合の対処方法をご紹介します。
2-1.スマホを再起動する
上述した動画アプリの例と同じく、再起動は最初に試していただきたい対処方法です。スマートフォンの不具合はさまざまな要因が干渉して起こることがありますが、再起動を行うと、余計な原因の多くが取り除かれます。そのため、最初に再起動を行い、その後により細分化した対処方法を実施したほうが効率的です。また、iPhoneの場合は、再起動をすることで、再生アプリのキャッシュもクリアされます。
2-2.キャッシュの削除
動画ファイルが格納されるのはスマートフォンのストレージですが、再生の処理を担うのは各再生アプリです。アプリごとに蓄積されたキャッシュは、撮影した動画の再生にも影響する可能性があります。この場合も、キャッシュを削除することで症状が改善されるでしょう。
Androidの場合は、「設定」のメニューから、アプリで個別にたまったキャッシュをクリアできます。日常的に使用しているアプリを選択し、キャッシュを削除してみてください。iPhoneの場合は、アプリごとにキャッシュをクリアできないケースがほとんどですが、上述した再起動がキャッシュクリアの代わりになります。
2-3.空き容量の確保
近年のスマートフォンはHDR動画など、高画質な撮影モードに対応しています。こうした撮影モードでは、本格的なビデオカメラにも劣らない映像が撮影できますが、問題となるのは動画の容量です。容量がさほど大きくないスマートフォンでは、すぐに本体ストレージが圧迫されてしまいます。
ストレージに余裕がない場合、不具合が起こり、動画再生の挙動がぎこちなくなることがあるようです。不要なデータを削除するか、他のSDカードなど、記録媒体に移し、本体ストレージの空き容量を確保した上で再生してみましょう。
2-4.動画再生ソフトが対応していない
スマートフォンやiPadなどのタブレットで撮影した動画をパソコンで再生しようとした場合、うまく再生できない場合も多いのではないでしょうか?Windowsユーザーの場合はWindows Media Player、Macユーザーの場合はQuickTimeを使用されている方が多いかと思います。動画再生ソフト自体が撮影した動画の形式に対応していない場合ありますが、設定で再生可能なファイルの形式に対応させていない場合も考えられます。まずはその動画再生ソフトの設定を見て、再生させたい動画の形式にチェックが入っていなければチェックを入れるなどしてみましょう。
3.microSDカードに保存した動画を再生できない場合の対処方法
動画ファイルの保存先がmicroSDカードなど外部の記録媒体だった場合も、上述した対処方法は有効です。まず、端末の再起動を実施し、その後にキャッシュクリアなどより具体的な方法を行いましょう。
また、SDカードの場合は、物理的な接触不良が不具合を引き起こしているケースが考えられます。カードを抜き差しし、正常に差し込まれていることを確認しましょう。
なお、カード端子部分の汚れが読み取りを妨げていることがあります。カードを抜き、綿棒などで端子部分の汚れを拭き取ると良いでしょう。
動画自体は再生できても、滑らかでないなど動作が不自然に感じることもあるのではないかと思います。SDカードによってデータの転送速度は異なるため、メモリーの処理速度など他の要素も関係してきますが動画がスムーズに再生されないことがあります。
保存した動画のファイル形式によっては、スマートフォン側が対応していないことで再生できない場合もあります。フォトライブラリなどに保存した動画が出てこない場合、読み込みのタイムラグなどで一時的に出てこない状態の場合もありますが、いつまでたっても出てこない場合はスマートフォン側がその動画のファイル形式に対応していない可能性が高いです。その場合は対処法として、お持ちのスマートフォンに対応したファイル形式に変換するなどしてください。一部ではありますが、動画のファイル形式には以下のようなものがあります。
- ・mp4
- ・wmv
- ・mov
- ・avi
- ・mpg
- ・m4v
- ・mkv
スマートフォンで動画を快適に楽しもう
今回は、スマートフォンで動画が視聴できないとき、またスムーズに再生できないときに考えられる原因と対処方法についてご紹介しました。通信できる環境であれば、どこでも動画視聴を楽しめることがスマートフォンの魅力です。また最近では、有料動画配信サービスをはじめ、スマートフォンで楽しく動画コンテンツを楽しめるサービスが数多く展開されています。
動画再生デバイスとしてのスマートフォンの魅力をフルに引き出すため、今回ご紹介したような対処方法を覚えておくと便利です。
動画が上手くみられないとお困りの際はにご相談ください。
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