昨年11月にAppleから発売された「iPhone 11」シリーズ。新機種なだけあって様々な機能を搭載していることで話題になりましたが、その中の一つに「UWB」というものがあります。そのUWB、今度はAndroid端末にも搭載される動きがあるようなのです!!本日は「UWB」とは一体何なのか、搭載されることでどのような利用方法が生まれるのかを記載していこうと思います♪
《そもそも「UWB」とは?》
「UWB(Ultra Wide Band)」とは、別名「超広帯域無線通信」とよばれるものです。数百MHzから数GHzという非常に広い周波数帯域を使用することができ、障害物による影響が少ないことが特徴となっています。実はこのUWB、1960年代から軍事用として研究が進められていて、レーダーなどの機器に応用されてきた歴史の深い代物なんですよ(-▵-;)マジ⁉
しかしあくまで軍事利用として採用されていた研究、民間向けに使用が開始されたのは米国連邦通信委員会(FCC)の認可が降りる2002年以降になります。
《iPhoneではUWB機能でどのような用途を目的としているの?》
UWBはかなりの精度で位置情報を送ることが可能となります。ただし有効範囲はそこまで広くないので用途はかなり限られてきますが、狭い空間の中ではかなりの実力を発揮します。特に障害物による影響が少ない特性を活かし、室内で探し物をする時などは強い味方になってくれるようです。今後発売を予定している「Apple Tag」などを車の鍵などと一緒に取り付けておくことで、位置情報がiPhoneで一発で判明するのでどこに置いたか探す手間が省けます。
《Android端末に搭載されるとどのような使い方ができるの?》
正直使い方はiPhoneとさほど差はないと思われます。必需品と一緒に対応している電子タグを取り付けることで探す手間が省けるほかにも、位置情報が正確ということは端末間の通信にも一役かってくれそうです。アメリカのメディア「MacRumors」が入手した調査メモによると、今年の上半期にUWB、NFC(近距離無線通信)、セキュアエレメントを統合した「NXP Semiconductors」製チップがAndroid端末に順次搭載され始めるとのこと。現段階ではどのAndroid端末がUWBに最初に対応するかの情報は出ていませんが、韓国企業の「SAMSUNG」が技術開発のため昨年NXPのコンソーシアムに参加しているので最有力候補と言えるでしょう。
NXP Semiconductorsは商品のプレリリースの際、「SR100T(NXPのUWBチップ)を搭載したモバイルデバイスを持って近づくだけで、玄関や自動車のドアを解錠したり、ゲートを通過したりといったことが可能になる」と述べています。いずれは部屋を移動するだけでUWBに対応する各部屋の照明やスピーカー、その他のデバイスが反応してくれてすごくスマートな生活が送れるようになるかもしれませんね♪
今後の情報を期待して待ちましょう(*^-^*)
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