「手先も器用だし動画で理解もできた!自分で修理しよう!」 iPhoneに留まらず、Androidのスマホも今では結構分解動画が出回っています! そのため、修理費用の半分、もしくはそれ以下のパーツ購入だけして自分でやってみよう!という人も少なくはありません…(;・∀・) でも実は自分で修理するのはiPhone以上に落とし穴が多いのです… Androidの自己修理の落とし穴 同じシリーズでも型番によって全く違う構造 iPhoneはそのほとんどが「大体同じ」ような構造です しかし、Androidは同じシリーズでも全く構造が違っています Xperiaを例にXperiaZ5とXperiaXZを比較すると、根本的に構造が違うのがわかるでしょう まず、Z5は背面パネルから分解し、バッテリー、フレーム、画面パネルとざっくりこんな構造になっています しかしXZは画面パネル、バッテリー、フレームと分解工程も構造も違うのです バッテリー交換だけで見ると、Z5は画面を傷つけてしまうリスクというのはかなり低いですがXZは逆に画面を傷つけるリスクが非常に高くなります 同じXperiaだと油断しているとまず大変なことになってしまうのです ネジは位置を間違えると… iPhone以上にネジの多いAndroid端末 場所によって似ているように見えますが微妙に長さが違ったり太さが違ったりします そのため、どれがどこのねじかわからなくなると最悪の場合長いネジが画面の液晶を破損したりすることも…! また、パーツの位置がずれているだけでも「接点」が合わないのでスピーカーやマイクの機能が使えないようになってしまいます コネクターをつなぐのが主なiPhoneとは違い、Androidは金色の接点が触れるような構造になっている部分がかなり多く存在するのです ネジがずれてしまうだけで一部機能が使えなかったり本体を破損させてしまうのでネジの多いAndroidは難易度が高いのです…(-_-;) 粘着とケーブル Androidは背面や画面はネジで止まっている機種が少なく、ほとんどが粘着のみで固定されています その粘着を取ろうとはがしていく段階で、指紋認証ケーブルや画面ケーブルをうっかり断線させてしまったというケースはかなり多いです 気を付けていても、パネルを傾けた向きのせいで切れ込みが入ってしまうこともあります また、粘着を剥がそうと必死になっているうちに基板を傷つけてしまうケースも多いです 構造や開ける向きを理解するだけでは追いつけない「感覚」も必要なのがAndroidの修理! 自分でやった方が安い修理だったのに結局データが消えたり修理依頼をして高額になってしまう方、実は結構います 逆に費用がかさんでしまう前に修理はプロにお任せくださいね!(>_<)