画面が割れてしまい操作が出来ないスマホの修理 Androidスマートフォンをお使いのお客様から当店が実際にお受けしたご相談を元にこちらのお役立ち記事を執筆しています。「つい先ほど落として画面が割れてしまったスマホが操作が出来ない」という状態でご相談いただきました。 実際の端末を拝見させていただくと確かに画面が全体的にバキバキに割れていました。ただ液晶画面は無事で、正常に映っており画面の操作も効くかもしれないと開こうとしたのですが画面をつけた直後・・・「画面の上部を覆わないでください。」というメッセージがすぐに表示されてしまってそのメッセージが出てしまうせいで「操作が出来ない状態になってしまっていました」 もちろん実際には画面の上部を触っている訳ではなく画面の上部を覆っていても覆っていなくても「画面の上部を覆わないでください」というメッセージが出てしまい何もできない状態です。 今回のお客様の端末には指紋認証機能がなく画面をつけてから、左にスワイプすることでホーム画面が開き、使えるようになるのですがこの「左にスワイプ」する事が一切できずホーム画面も開けず、スマートフォンとして通常には使用できない状態でした・・・。 このような状態になってしまうのは一体何が原因しているのでしょうか?少なくとも「画面が割れてしまってから」起きているので、画面は関係していそうですがじつは「画面パーツの不具合」ではありません。一部のAndroidスマートフォンに搭載されている「とある機能」が効きすぎてしまっているのが原因です。詳しくお伝えさせていただきます。 誤操作防止機能と近接センサーが効きすぎてしまっている 一部のAndroidスマートフォンに搭載されている「誤操作防止機能」という機能があります。これはカバンやポケットに入れている際に誤操作を防ぐ為に、画面の上部をなにかが覆っている時は画面では一切の操作を受け付けないという機能です。 こちらの機能は「設定画面」で「オン・オフ」が切り替えられる機能になっており予めオフにしておくことで今回のトラブルは防げたかもしれません。 端末により異なりますが設定>ユーザー補助(orスマートアシスト)>誤操作防止(オン/オフ)などで切替が可能です。 そしてこの誤操作防止機能の元となっているのが「近接センサー」と呼ばれるパーツなのですが電話の時に顔を近づけると自動で画面が暗転し誤操作を防ぐ機能なのですがこちらが今回ご相談いただいたお客様の場合では画面が割れてしまったことが影響し近接センサーが常に効いてしまい誤操作防止機能がずっと効いている状態でした。 Androidスマートフォンをお使いの方はご自身のお使いの端末で、誤操作防止機能があるかどうかご確認してみてください! 不要と感じる方は予めオフにしておくことで今回のようなトラブルは防げるかもしれません!