Xperiaユーザーの中には、いつもと同じように使用していたのに突然動かなくなった経験がある方もいるのではないでしょうか。スマートフォンはOSの更新や熱暴走、インストールしたアプリの影響など、さまざまな要因で不具合を起こすことがあります。この記事では、Xperiaのトラブルで悩んでいる方へ、強制終了・再起動する方法や確認すべきポイントを紹介します。Xperiaを強制終了・再起動すべき症状以下の4つの症状のうち、いずれかが表れたときは、Xperiaの強制終了・再起動を検討しましょう。画面がフリーズしているXperiaを使用して起こるトラブルとして、画面のフリーズが挙げられます。タップしても反応しなくなり、一切の操作ができなくなる状態です。画面がフリーズする原因は複数あり、たとえばバッテリーの劣化も該当します。バッテリーは、充電を繰り返すことで劣化が進むものです。残量が数十%あったにもかかわらず突然電源が切れることもあります。バッテリー劣化のほかにも、画面フリーズを引き起こす原因はメモリの容量不足、アプリまたはソフトウェアの不具合、CPUの過負荷なども考えられます。電源が切れない画面がフリーズしたまま、電源が切れない状態になっている場合は、強制終了・再起動が必要です。単純にフリーズしていることもあれば、電源ボタンが反応していないだけの可能性もあります。一部の機種では、電源ボタンが陥没して物理的に反応しない不具合もあるため、ボタンを押したときの感覚もチェックしましょう。電源ボタンを押したときに動かない、手応えがないなどの場合、物理的な要因である可能性も高いといえます。ロゴが進まない・再起動を繰り返す起動したときにSONY、Xperia、Androidのロゴが表示されたまま動かなくなったり、再起動を繰り返したりする場合もあります。充電マークやSDカードの確認段階で止まる場合も強制終了を検討しましょう。正常な起動であれば、ホーム画面が表示されるまで数分もかかりません。5~10分経過してもホーム画面が表示されないときは、何らかの不具合が考えられます。画面が真っ暗なまま電源がついていても画面が真っ暗になっている(本来のホーム画面が表示されない)状態も、強制終了・再起動を検討すべきです。画面が正常に表示されないときの主な原因は液晶画面の問題ですが、本体を再起動すると解消する場合もあります。本体の通知LEDが点滅したりバイブレーションが反応したりする場合は、電源が入っている状態です。本体は反応するものの画面が真っ暗な状態が続くのであれば、液晶画面の不具合が考えられます。Xperiaを強制終了する前に確認すべきことスマートフォンの一時的なエラーは、まず再起動を試すのがおすすめです。Xperiaも同様に強制終了・再起動から試すことをおすすめします。新たなトラブルを避けるためには、Xperiaを強制終了・再起動するために十分なバッテリー残量を確保しておく必要があります。操作の途中でバッテリー切れとならないように充電しておくと安心です。そのほか、Xperiaを強制終了・再起動するときの注意点として、データ消失のリスクも挙げられます。編集中のデータは保存されないため、強制終了すると消失する可能性があります。フリーズしたときや操作ができないときなど、やむを得ない場合を除いて、強制終了・再起動することは避けるようにしましょう。Xperiaシリーズを強制終了・再起動する方法バッテリーの残量を確認した後は、3ステップでXperiaを強制終了・再起動させます。具体的な流れは、下記のとおりです。強制終了する手順Xperiaは、電源ボタンと音量ボタンを長押しすると自動で強制終了できる仕様です。本体右側面の上部にふたつ並んだ電源ボタンと音量ボタンを、同時に8秒程度押し続けます。3回バイブレーションが起こった後、強制終了します。機種によっては電源ボタンや音量ボタンの位置が異なる場合もあるので、説明書やメーカーの公式サイトで確認しましょう。再起動する手順Xperiaを完全に強制終了できた後は、手動で電源ボタンを長押しして再起動させます。ホーム画面が表示されてから再度電源ボタンを押し、画面表示されるメニューから「再起動」を選びます。また、前述した方法のほかに強制再起動という方法もおすすめです。手順は強制終了と同じで、電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しします。1回バイブレーションが起こったときにボタンから手を放すと、強制再起動が始まります。強制終了や強制再起動には、データ消失や破損のリスクがある点に注意が必要です。可能であれば、画面表示されるメニューから再起動を選ぶ方法を優先しましょう。出荷時リセットする手順再起動で症状が直らなかったときは、出荷時(購入時)の状態にリセットする方法も効果的です。リセットの手順は、画面に表示されるボタンを以下の順にタップしていきます。1.設定2.アカウント3.リセット4.データの初期化5.携帯電話をリセット6.すべて削除データやアカウント情報もすべて初期化されるため、重要なデータは事前にバックアップをとっておきましょう。また、画面フリーズで通常の初期化が難しいときは、強制初期化を行います。再起動させた後に電源ボタンと音量ボタンを長押しして、表示された「本体の初期化」をタップします。Xperiaを強制終了・再起動できないときの対処法画面タップやボタンの長押しに反応しないなど、上記の方法でXperiaの強制終了・再起動できないときは、ほかの方法も試しましょう。通常の強制終了・再起動できないときの対処法は、次の5つです。しばらく時間を置く無理に本体を操作せず、しばらく時間を置いてみるのもおすすめです。充電切れが起こるまで放置すると、強制終了・再起動が反映されることもあります。充電切れで強制的に電源が落ちた後、再度充電して再起動を試しましょう。充電ケーブルを挿す充電していなかったり、長年使用し続けていたりする場合、バッテリー残量が極端に少なくなっている可能性もあります。充電ケーブルを挿したときに音やバイブレーション、通知LEDが反応するのであれば、充電不足が主な原因です。充電しても短時間でバッテリー残量が少なくなる場合は、内臓電池の劣化も考えられるため、交換も検討してみてください。電池パックを取り外す電池パックを取り外せる機種もあるため、タップやボタンに反応しないときは試してみましょう。電池パックを外せば強制終了できます。防水機能を向上させる目的で電池パックを取り外せない機種も増えているため、難しい場合は無理に外さないことがポイントです。セーフモードを試す初期状態で起動する(セーフモード)方法もあります。電源を切った状態でセーフモードにする場合、まず電源ボタンを長押しして起動させます。Xperiaのロゴが表示されたタイミングで音量ボタンの下側を長押しすれば、セーフモードへの切り替え完了です。電源が入った状態の場合は、電源ボタンを押して画面に表示された「電源を切る」を長くタッチし続けます。メッセージが表示されたら「OK」をタップして操作完了です。一度セーフモードに切り替えても、再起動すれば通常モードに戻ります。SIMカードを取り外すSIMカードトレイを外すと強制再起動になる機種もあります。SIMカードを取り外して再起動がかかるか試してみましょう。SIMカードトレイの位置や取り外し方は端末ごとに異なります。爪を引っかけてトレーを引き出す方法や、一度押し込んでロックを外す方法などさまざまです。開ける前に大切なデータは保存しておくことをおすすめします。強制終了・再起動しても症状が改善されないなら強制終了・再起動してもXperiaの症状が直らないときは、物理的な故障が起こっている可能性も考えられます。たとえばコネクタ(部品)のズレは、修理しなければ改善できません。症状の原因を探るためにも、一度修理の依頼を検討してはいかがでしょうか。スマホスピタルでは、Xperiaの修理を受け付けております。症状によっては最短即日修理、引き渡しも可能です。修理箇所によってはデータを保持して修理できるため、バックアップを忘れていても安心してお任せいただけます。まずはお気軽に、スマホスピタルまでお問い合わせください。まとめXperiaの画面がフリーズしたり起動まで時間がかかったりと、普段とは異なる状態の場合は、強制終了・再起動で様子を見る方法がおすすめです。一時的なエラーであれば、再起動するだけで元の状態に戻ることもあります。強制終了・再起動を試しても不具合が直らないときは、物理的な故障も考えられます。スマホスピタルでは、さまざまな症状の修理にも対応しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。