意識が高まる「スマホ・タブレットの消毒」日本各地で感染が確認されている「新型コロナウィルス」 必要な外出から戻られたら手洗いうがいを徹底したりと、皆様も対策を取られていることと思います。 そんな中、意識が最近高まっているのが、スマホやタブレットなどの除菌消毒です。 毎日のように触るものであること、屋内でも屋外でも使用するものであること、素手で触れるものであることなど、感染症対策で消毒しておいた方がよいと思われる要素を複数持っているものなんです。 実際、複数人で共有していたタブレット端末から新型コロナウィルスの集団感染が広まったと思われる事態も発生しています。 そのため、ご家庭でも、お年を召された方やお子様が触れる可能性があるスマホ・タブレットを消毒しておきたいとお考えになる方が増えているのです。 最近は防水・耐水性能付きのモデルも多数…でも油断大敵! 最近販売されているAndroidのスマホやタブレットは、防水・耐水性能を搭載していることが多いですね。そのためか、スマホ・タブレットを直接水洗いしたり、消毒液を直接かけたりされる方もいらっしゃるようです。 でも、ちょっと待ってください!防水性能があっても、スマホやタブレットを直接濡らすのは避けてください! スマホスピタル イオンタウン茨木太田店では、防水・耐水性能が搭載されている機種でも水没して故障した端末の修理ご依頼を多くいただいているんです! お手洗いやお風呂などでうっかり水没させてしまったというご依頼も多いのですが、最近は「消毒液をかけたら、おかしくなった」「水洗いしていたら、起動しなくなった」といったお問い合わせが増えてきております。 防水・耐水つきのスマホって、本当に水没故障するの?「防水・耐水性能があるのに水没するって、どういうこと?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。 スマホやタブレットに搭載されている防水や耐水の性能は、「メーカーが定めた一定の条件下で端末が濡れたり水中に入ったりしても、有害な影響を受けない」といった性質のものが多いのです。言い方を変えれば、想定されていない条件下で水没してしまうと、悪影響を受ける可能性があるということなんです!また、その防水や耐水の性能も、本体の使用年数が長くなると弱くなることがあります。さらに、スマホやタブレットを落としたり、本体に圧力がかかったりすると、防水や耐水の性能劣化が早まってしまうこともあります。実際、Xperiaなどの防水・耐水性能が謳われる機種でも、分解してみたら内部が水没していたという事例は珍しくありません。(こちらはXperia XZ Premium。分解したところ、内部に水が入っていました。) 元々、精密機械であるスマホ・タブレットは、水に弱いもの。いくら防水・耐水の性能があっても、内部が浸水してしまうと、簡単に故障してしまいます。 じゃあ、スマホやタブレットは、どう消毒するべき?スマホやタブレットを直接濡らるのは避けるべきでしょう。消毒される場合は、「消毒液を付けた布で優しく拭く」方法がより安全です。その際は、以下に挙げる2つのポイントにご注意いただけるとよりよいでしょう。①清潔な布に消毒液をつける(濡らしすぎに注意)②お耳元のスピーカー周辺や充電口など、内部に直接つながる部分は濡らさないよう、特に注意するまた、消毒液の成分やお持ちの端末の外装素材によっては、変色などの可能性があります。消毒される前に、消毒液の成分を確認し、必要であれば端末の取扱説明書や各メーカーのホームページもチェックしておかれるとよいでしょう。 スマホ・タブレットを濡らしておかしくなった…どうすれば?お持ちのスマホやタブレットを消毒・水洗いしてしまって、不具合が起きてしまった場合は、どうすればよいのでしょうか?そんな時は、スマホスピタル イオンタウン茨木太田店で「水没復旧修理」を行なうことができます。スマホ・タブレットといった精密機械は、一度水没してしまうと、水没前の状態まで完全に復旧することはありません。ただ、水没したために起動しない・操作できない等、データのバックアップもできなくなってしまった場合は、再び起動してデータ移行ができる状態まで復旧できる可能性が残っております。スマホ・タブレットが水没して動かなくなった、でも内部にあるデータが欲しい。そんな時はぜひ、当店の「水没復旧修理」をお試しください!